[利用者インタビュー]今は亡き母への親孝行

2019.07.24

先月にリニューアルした、

 

『コミュニティ・カーシェアリング実践ガイドブックVol.2』!!

 

 

 

お渡しした方々よりご好評いただき、

「ぜひそのノウハウを教えてほしい!」と

早速講演会のお話などをいただきました!

ありがとうございます!!

 

 

※本紙の作成にあたっては、

東日本大震災復興支援「JT NPO応援プロジェクト」様に

ご協力いただきました。

 

 

※コミュニティ・カーシェアリングについて詳しく知りたい方はこちらへ

 

 

その冊子の中で利用者の方々のインタビューを掲載しており、

ぜひみなさんにもご紹介したいなと思います。

 



 

利用者インタビュー 

 

「遠足みたいに楽しみにしている、

あの表情をもらっただけで良かったなと思います。」

 

 渡波カーシェア会 ボランティアドライバー Kさん

 

―ドライバーになったきっかけを教えてください。

 

退職後に不動町のカーシェア会の会員だった叔母から「手伝ってみたら?」と声をかけられたのが始まりです。
震災の時に母が津波に流されてしまって。これから親孝行しようと思っていたところだったのに、もうそれが叶わないという後悔がありました。ですので、せめて地域の人たちに返せたらという気持ちでドライバーを始めたんです。
あと、私は学校の教員として働いていたのですが、恥ずかしながら在職中には地域のことには必要最小限しかやってこなかったので、地域のために何もしてこなかったという負い目がありました。ですので、地に足を付けた自分のベースを再確認しようと思っています。それと、震災でみんな仙台などほかの地域に行ってしまったので、コミュニティを手助け出来たらなと。小さいことを一つひとつやっていきたいなという思いがあります。

 

 

-ドライバーをしていて良かったなと思うのはどんな時ですか?

 

やはり、利用者を目的地まで送り届けた際に「今日は助かった」と言われたときが一番ですね。あと、お出かけツアーでおじいさんたちがいい表情をしているんです。遠足みたいに楽しみにしている、あの表情をもらっただけで良かったなと思います。
あと、会員のみなさんからいろんな話が聞けることですね。渡波の文化が面白いんです。わからない単語や物の文化など、昔ながらの話がいろいろ聞けるんですが、テレビのバラエティより面白いです。こういう話を聞けるところってなかなかないですね。

 

 

→みんなで新年会を兼ねて追分温泉に行ったとき。

カラオケに合わせてで得意の踊りを披露するカーシェア会のメンバーの方。

 

 

 

-運転する上で気を付けていることはありますか?

 

安心な場を作ることです。「あ~、乗って良かったな」という安心して話せる雰囲気ですね。乗ってくれたお年寄りが安心していろいろ話せる場を作ることが大切だと思っています。
生きていれば全員が等しく1年1年老いに向かっていて、震災もあったし、いつ誰がどうなるかわからない。送迎をリクエストしてくれた人と、いろんな話をしたいし、話を聞いていきたいなと思っています。

 

 

-今までで一番心に残っているエピソードを教えてください。

 

ある老夫婦を病院へ送迎した時のことです。おじいさんが手術をするそうなんです。車を降りて歩いている時に、奥さんがおじいさんを支えて、手を添えながら歩いていたんですね。その姿が忘れられません。結婚して40年、50年と長い時間を連れ添っても夫婦なんだな、と胸にこみあげるものがありました。

 



 

 

笑顔がとってもキュートな菅野さんのお話を聞けて、

私たちもこの活動の意義や価値を改めて感じることができました。

 

 

★協会では、『コミュニティ・カーシェアリング』をはじめとした
寄付車を活用した共助の社会をつくる活動を
支えてくださる方を募集しています。
マンスリーサポーターのお申込はこちらから。

 

★『コミュニティ・カーシェアリング』の導入について
詳しく知りたい方はこちらから。

 

 

 

 

 

[企業連携]エステーさんより協賛いただきました!

2019.07.12

しょーしゅーりーきー♪のユニークなCMでおなじみの

 

株式会社エステー様よりカー用品をご協賛いただきました!

 

ダンボ―ルにいっぱいに積められた、

洗車用タオル「吸水力」と車用消臭力を

ありがとうございます!!

 

 

エステー様とは2017年からのお付き合いになります。

ご縁をいただいたのは、いつも多方面からご支援をいただいている

ルート産業株式会社の伊藤社長です。

 

 

ちょうどボランティアのわたなべさんが洗車していたので

早速、洗車タオルを使わせていただきました。

 

「おお、こりゃいいなぁ!!」と、その使い心地の良さに

わたなべさんも右に左に大きく体を弾ませながらふき取りしていました。

 

ちょっと匂いが気になる車には、プシュプシュっと、消臭剤もいただきました!

 

市内に10ヵ所あるカーシェア会の車や、

非営利団体の方が活動・移動で使用する車、

観光や帰省の方が多く利用するレンタカーなど

いろいろな方が使用する協会の車もこれで快適ドライブができます。

 

エステー株式会社様、ご協賛いただきありがとうございました!

 

今後ともよろしくお願いいたします!!

 

 

(前回ご協賛いただいた時の様子はこちらからご覧いただけます。)

 

↓↓

エステー株式会社様よりカー用品を協賛いただきました!

 

 

福祉車両レンタで石巻を満喫!

2019.07.09

車いすの人と一緒に車でお出かけできたら…

 

石巻にお住まいの方から「東京から車いすを使う友人が来るんだけど、

 

せっかく来てくれるのだから石巻のいいところを見せてあげたい」

 

という話をいただき、福祉車両のレンタカーを貸出させていただきました。

 

 

経緯をうかがったところ、そのご友人は、10万人に数人と言われる難病

 

『多発性硬化症』(MS)を発症し、基本的には車いすを使って移動しているそう。

 

石巻は車がないと何かと不便な地域なので、

 

案内するにあたり車いすを搭載できる車があったら

 

便利なのになぁと思っていたそうです。

 

 

そこで今回ご案内したのがこの車両。

 

見た目は一般的な軽バンなのですが、車いすに乗ったまま乗車が可能な

 

スローパー付きのタイプの福祉車両なのです。

 

「30kgある車いすの搭載が女性でも楽々できた」と、とっても好評でした。

 

  

乗車の様子                搭乗完了!

 

この福祉車両を相棒に、「日和山」や「いしのまき元気いちば」、「雄勝ロー

 

ズガーデン」、震災の様子を伝える「大川小学校」や「がんばろう石巻!」の

 

看板設置場所など、たくさんの場所を回られたそうです。

 

 

ここでは紹介できないのですが、

 

めぐっている最中に撮られたどの写真も

 

本当にいい笑顔で写っていたのがとても印象的でした。

 

 

車いすであっても、免許を返納してしまっても、

 

誰かの力を少し借りることで行きたいところに行ける。

 

そんな社会っていいですよね。

 

今回の貸出は、忘れかけていた当たり前のことを気づかせてくれました。

 

 

 

ご利用者さまからメッセージを頂きました。

 

 

「こちらこそ思いがけない有難い車両満喫しました。

 

1人でも多くの車椅子の人、そのご家族、友達の方々に

 

このスーパーカーが広まることを願い祈っています」

 

 

 

車いすの友人・家族と一緒にお出掛けに行きたいという方がいたら、

 

いつでもご相談くださいね。

 

 

“スーパーカー”と一緒に皆さんのご利用をお待ちしています。

 

 

最後になりますが、こういったことに気が付くことができたのも、元をたどれ

 

ば福祉車両の寄付を頂いたおかげでした。

 

この“スーパーカー”をご提供いただいた方にも改めて感謝の意を伝えたいと思い

 

ます。ありがとうございました。

 

 

今回ご利用いただいたお客様とスタッフの石渡で記念撮影

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

日本カーシェアリング協会の活動は

皆様からの寄付により支えられています。

いただいた寄付は集まった車を大切に使っていくための維持費や、

支え合いの地域をつくるカーシェアリングの活動費などに活用させていただきま

す。

 

この活動に御賛同いただける方はぜひご支援お願いいたします。

 

今回限りの寄付で応援する方はこちら

 

継続的な寄付で応援する方はこちら

 

車のご利用者さんからのお手紙を紹介します

2019.07.05

車のご利用者さんからお手紙をいただきました。

 

こんにちは。スタッフのけんたです。

 

私たちの支援活動の中の一つに「サポートレンタカー」というものがあります。

 

これは、何らかの事情があって車を持てない方、

 

車がないために就職活動や通勤ができずに困っている方などに

 

期間限定でとてもお安い価格で車を貸し出し、

 

新たな一歩を踏み出してもらえるようなお手伝いをする制度です。

 

 

サポートレンタカーについての詳細はこちら(ページ中段)

 

そのサポートレンタカーを卒業した(就職が決まり別の手段でお車を手に入れる

 

ことができた)方から、車の提供者さんにお礼の手紙を渡してほしい、とお声を

 

かけていただきました。

 

 

今日はそのお手紙を紹介したいと思います。

 

 

 

 

お手紙全文

 

 

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はじめまして。

 

宮城県石巻市の○○と申します。

 

 

復興住宅に入居する際に車を手ばなし、仕事にも買い物にも不自由をしていた所

 

カーシェアリング協会様のスタッフの方からのお声がけでお借りすることが出来

 

ました。今はグループホームでの介護の職にも就き、行きたい場所へのおで

 

かけも出来る様になりました。

 

私の人生の動きとなるきっかけをたくさん作っていただきました。

 

出会えた事に感謝いたします。

 

 

ありがとうございました。

 

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嬉しいこと

 

 

私がカーシェアの仕事をしていて嬉しい瞬間の一つに

 

車の寄付を受け取るときがあります。

 

車を寄付する理由は様々ですが、

 

「大切に使っていた車をただ売却・処分するのは嫌で」

 

「私の車がカーシェアさんの支援活動を通じて困っている人を助ける。

 

それが私が今できる社会への恩返しだと思って」

 

車の寄付を受け取るとき、そんな気持ちを話してくださいます。

 

そういった思いでいただいた車が、今回の方のように文字通り生活を支える

 

足となり活躍しているのを見ると、本当に嬉しくなります。

 

 

お車に関するお悩みをお持ちの方へ

 

石巻もそうですが、一部の都会の地域を除き、

 

車がないと通勤や通院、買い物など日常生活に支障をきたしてしまいますよね。

 

仕事がなくて就職できないといった悩みを抱えている方、

 

また、そのような方をご存じの方がいたら、一度私たちにご相談ください。

 

 

「困っている人のために使ってほしいから」という思いで

 

私たちに託していただいた寄付車ともに、

 

今回のお手紙を書いてくださった方のように

 

人生の新たな一歩を踏み出すお手伝いをさせてもらえたらと思います。

 

 

 

サポートレンタカーについてのお問合せ先

https://www.japan-csa.org/blog/contact

TEL:0225-22-1453 (営業時間 9:00-18:00)

[免許返納インタビュー]「今はとっても楽しいの」

2019.06.10

今回は「免許手放そうと思ってまず車を手放したよ~」という

市内コミュニティ・カーシェアリンググループの活動に1年程前から参加している

阿部さん(74歳)にお話をお伺いしてきました。

 

[コミュニティ・カーシェアリングについてはこちら]

 

 

右が阿部さん。

お顔をだすのは恥ずかしい、とのことで後ろ姿でのご登場です。

 

 

阿部さんは新潟県のご出身で、石巻へは結婚を機にいらしたそうです。

保険の営業をしており、車でお客様のところを訪問していたそう。

現在は息子さんと二人、復興公営住宅にお住まいです。

 

 

 

ー免許を返納しようと思ったこと、また車を手放したきっかけはなんですか?ー

 

 

ひとつはここの復興住宅に入居して、駐車場が5階の部屋から

隣の棟の遠い位置になって、億劫に感じてきたの。

 

それと仮設から持ってきた家電が8年も経って、そろそろ壊れ始める頃でしょう。

年金も少しずつ減ってきてるし、先々の家計のことを考えると、

車検代の10万円も節約しておきたいなと思って。

なによりここは駅もバス停も近いし、元気なうちは歩いてイオンに行けるし、

カーシェア会もあるから、私も何か人様に迷惑をかける前にと思って、

まずは車を去年の11月の車検で手放しました。

免許は有効期限の再来年8が月までは持つつもりだけど、もう運転することはないでしょうね。

でも50代の頃からゴールド免許なのよ。

 

 

ーカーシェア会の活動はどうですか?ー

 

私はまだ近くのスーパーや病院まで歩けるから日常の外出ではお世話にはなってないけど、

いずれお世話になるわね。

先々のことをあれこれと考えて行動しちゃう私の癖ね。

車がない方がとにかく健康なのよ!!

 

だから、おちゃっこ会と日帰り旅行には参加しています。

みんなでわいわいといろんなところに行けるのが、もうとっても楽しくてね。

カーシェア会に参加して友達もできたのよ。

 

私は石巻にはお嫁に来たから、石巻に身内がいるわけでもないのね。

震災があって、実家の新潟の方からは帰ってこないかって話もあったんだけど、

故郷に錦を飾るわけでもないのに帰れるかー!と思って石巻に住み続けることにしたの。

だから、親も親戚もここの町にはいないけども、今の生活はとっても楽しいの。

 

(松島ツアーで談笑しながら歩く阿部さん)

 

 

もう息子も「いってこい、いってこい」って送り出してくれる。

一緒におこづかいもくれたらいいんだけどね。(笑)

 

 

 

とってもパワフルで明るい阿部さん。

昔から日記と家計簿を毎日欠かさずにつけているそう。

1年前、2年前のこの日は何していた、誰とどこへ出掛けたなどを日記を書いているそうです。

この日記帳にカーシェア会での思い出がどんどん増えていくといいですね。

 

 

カーシェア会の活動は、日常の外出支援だけではありません。

 

おちゃっこ会(サロン活動)を開催してみんなで集まったり、

日にちを決めて乗り合いで買い物に行ったり、季節の花々を見に行ったり、

おいしいごはんを食べに行ったり。

 

楽しみながら活動に参加しているうちに、

いつの間にかその方の周りに助け合いの輪ができているのです。

 

 

「歩けるうちは自分の足で歩く。

 

でも、いずれ歩けなくなったら、その時は乗せてってね。」

 

そんな助け合いを育むカーシェア会の活動を改めて素敵だなと実感しました。

 

 


[コミュニティ・カーシェアリングについて詳しく知りたい方はこちら]

 

[コミュニティ・カーシェアリングの活動を応援したい方はこちら]