栃木市から議員の皆様が視察にお越しいただきました

2023.08.27

8月21日、栃木県栃木市の市議の皆様が石巻に視察に来られました。

栃木市は今年の5月に支部を設置した場所であり、その地元の議員の皆さまが私どもの活動に関心を寄せていただき、石巻の私どもの事務所まで足を運んでいただきました。

まずは当協会の活動をご紹介させていたただきました。栃木市では災害支援の活動をきっかけにご縁を頂きましたが、私どもの活動は災害支援以外でも様々な事業を行っており、地域に支え合いの仕組みを作っている実例をご紹介させていただきました。

協会の活動を紹介している様子

その後、渡波カーシェア会の石ケ森副会長にお越しいただき、コミュニティ・カーシェアリングを実際に地域で活動されている様子についてご説明いただきました。


渡波カーシェア会の石ケ森副会長(右)の話を聞き入っている様子

お話の後は質疑や意見交換が行われ、活発なやり取りが行われました。

「関東の拠点として、栃木支部をしっかり盛り上げていかないといけませんね」

という声もいただき、かえって私どもが励まされる場面もありました。

遠いところ石巻までお越しいただいた皆様、特に本視察を企画・コーディネートいただきました広瀬よしあき様に御礼申し上げます。

日本カーシェアリング協会では、視察をご希望の方へ視察プログラムをご用意しております。詳しくはコチラをご覧ください。

山形県南陽市でコミュニティ・カーシェアリング勉強会が行われました

2023.08.26

8月22日に山形県南陽市でコミュニティ・カーシェアリング勉強会が南陽市主催で行われ、代表理事の吉澤が講師として登壇させていただきました。吉澤が内閣府の地域活性化伝道師というアドバイザー派遣制度に登録いただいているのですが、南陽市がその制度を活用し実施されました。

約20名の市民の方々が参加され、具体的な導入方法について等活発な質疑も行われました。

終了後に、石巻に実際に視察に行きたいといった声や、テスト的に自分の地域で実施したいという声を頂いたり、実施後のアンケートでも回答いただいた皆様全ての方々が内容についてのご理解を頂き、満足もいただいていべることが確認でき、よかったです。
今回の勉強会をきっかけに、南陽市の支え合いに少しでも貢献できれば嬉しいです。

地元のケーブルテレビNCVさんに紹介いただきましたので、当日の様子をぜひご覧ください。

講演(研修)に依頼に関して詳しくはこちらをご参照ください。
https://www.japan-csa.org/contact/inspection.php

岩手県住田町から視察にお越しいただきました

2023.07.05

先日、岩手県の住田町自治公民館連絡協議会様が

コミュニティ・カーシェアリングの視察にお越しになりました。


町内の様々な地域の公民館を運営されていらっしゃる方々が、

移動について課題感をお持ちのようで、その研修の一環としてお越しいただきました。

今回対応いただいたのぞみ野カーシェア会の会員さんが、

お越しいただいた皆さんのためにと

手作りのあんみつを用意してくれました♪

その心配りに最初からすっかり打ち解け、最初からリラックスした雰囲気ではじまりました。



“コミュニティ・カーシェアリング仕組みの説明前から会話が弾みます♪
会員さん手作りのあんみつをご賞味♪

協会スタッフからコミュニティ・カーシェアリングの仕組みの説明の後は、

のぞみ野カーシェア会さん自ら会のご紹介を行いました。

こちらも手作りのスライドで現場の生の声に、

参加された皆さんとても共感されているようでした。

その後行われた質疑応答では、活発に質問が行われました。


「利用時間は決まっていますか?」


「安定した運営を行うために会員数はどれくらい必要ですか?」


「車はどこに置いてますか?」


それに対して、現場のことはのぞみ野カーシェア会の会員さんが回答し、他の地域を含む全体的なことについては協会のスタッフから回答させていただきました。

会員さん作成のパワーポイント資料で「現場の声」をお届けしました。
最後に皆さんで記念撮影

会員さんの「まずはやってみるのが大事です」の一言が印象的でした。

今回のコミュニティ・カーシェアリングの視察が、

住田町で移動に不安を抱えている地域住民さんや、コミュニティ形成に

お悩みを抱えている方々のお役に立てると幸いです!


視察のお問い合わせについてはコチラをご覧ください。

富山県黒部市で移動を考える講座で講演

2023.07.01

6月29日に富山県黒部市で開催された明日育大学「地域の新たな移動を考える講座」でSMARTふくしらぼの小柴さんと一緒に登壇させていただきました。(共催:明日育・SMARTふくしラボ・黒部市・黒部市社協、協力:トヨタ・モビリティ基金)

平日の夜の開催にもかかわらず、多くの方々にお集まりいただきました。

武隈黒部市長もお越しいただき、ご挨拶いただきました。

武隈市長のご挨拶の様子。復興庁に在籍されていたこともあり、「東北の好事例を黒部に活かす」とおっしゃっていたことが印象的でした。


まず私の方で「コミュニティ・カーシェアリング」の事例紹介をさせていただいた後、小柴さんの方でSMARTふくしラボの活動が紹介されまいた。最後に、明日育の長井さんファシリテートの元、パネルディスカッションが行われました。

明日育の長井さんのスムーズな進行の元行われました。

小柴さんが黒部でチャレンジされている福祉分野における移動の効率化の取組もとても興味深く、楽しくディスカッションさせていただきました。


最後の質疑でも、時間の限り様々な質問を頂き、関心をお寄せいただいたことに嬉しかったです。
イベント終了後も、色々と声をかけてくださり、とてもいいご縁をたくさんいただきました。黒部並びに近隣の地域で何かコラボレーションが生まれそうな予感を感じさせるイベントでした。

武隈市長にはお忙しい中イベントの前にもお時間いただき色々と意見交換させていただきました。

今回の事務局として色々と調整にご尽力いただいた田尻さんをはじめとするNPO明日育並びに関係者の皆様、ありがとうございました!


タケ


一般社団法人SMARTふくしラボhttps://smartfukushilab.org/


NPO法人明日育https://www.facebook.com/npoasuiku/


*日本カーシェアリング協会への講演依頼について*
https://www.japan-csa.org/contact/inspection.php

豊田市にてコミュニティ・カーシェアリング住民及び関係者向け説明会を実施しました

2023.05.19

 5月11日、豊田市と「車の共同利用による地域づくりの支援に関する連携協定」締結式を終えた後、続けて、コミュニティ・カーシェアリングの住民及び関係者向け説明会が「内閣府 地域活性化伝道師」制度にて吉澤が派遣され豊田市役所内にてハイブリッド形式で実施されました。

  

 

 豊田市は愛知県内1位の面積で、その内約7割が森林地域です。車が無いと生活に困難をきたす地域も多いようで、熱心に話を聞かれている様子が印象的でした。

 

 また、会の後半には住民の方からたくさんの質問が寄せられました。時間内では収まらず、説明会終了後も吉澤のもとに話を聞きに来る方が後を絶たず、移動における関心の高さが伺えました。

 

 

 『コミュニティ・カーシェアリング』は、地域コミュニティで車をシェア(共同利用)し、地域を元気にするサークル活動です。東日本大震災の後、石巻市の仮設住宅で始まったこの活動は、今、移動に課題のある地域などに導入されるようになり、全国に広がっています。

  

 実施後のアンケートでも、具体的に導入を検討したいと回答している地域が数地域あるということでしたので、豊田市でもこの仕組みが広がっていくのが楽しみです。