【メールニュースvol.55】車検困難者を救え!

2020.06.21

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【日本カーシェリング協会メールニュースvol.55】
   2020.6.15 ◆ 車検困難者を救え! ◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<主なTopic>
・車検困難者を救え!
・学生整備プロジェクト2020年春 ご報告
・メディア掲載
・編集後記

────────────────────────────
 ◆車検困難者を救え!
────────────────────────────

九州支部設立のことを地元の報道機関に報じていただき
色々とお問い合わせをいただきました。

そんな中、一人の男性からこんな相談をうけました。

「飲食店に勤めていたが、新型コロナウイルスの影響で
休業となり生活が苦しくなったため車検代を
支払うことができないので車を貸して欲しい。」

ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが
新型コロナウイルスへの対応措置として国土交通省が
手続き不要で車検を延長できるようにしていました。

それが7月1日までなのです。

今回ご相談いただいた方は5月に車検が切れたのですが
この措置を利用して延長し、それがもう期限間近のため
ご相談いただいたのでした。

緊急事態宣言も解除され少しずつですが、
日常を取り戻しつつありますが、給付金の支給も
遅れていることもあり、今回ご相談いただいた方
のように延長措置を利用されていた方で
車検を通せない方が多く現れるのではと思いました。

そこで、新型コロナウイルスの影響を受け車検代を
捻出できない方、もしくは既に車を手放された方
を対象に、急場をしのぐための車として無料で
最大3カ月貸し出す支援をスタートさせることに
しました。(新型コロナウイルスサポートレンタカー)

貸出は石巻と丸森町、あと新しく設立された
九州支部のある武雄で対応致します。
拠点まで車を受取に来れる方という条件には
なりますが、もし周りに必要な方がいらっしゃい
ましたらこの支援のことをお知らせください。

お困りの方がどれくらいいらっしゃるか始めてみないと
わからないのですが、一人でも困っている方の力に
なれたらという思いで取り組みを始めたいと思います。

<新型コロナウイルスサポートレンタカー概要>

■支援内容
下記対象者へ向けた自動車の無償貸出支援(最大3ヶ月)

■貸出対象者(以下全ての該当が必要)
・2/28-7/1に車検満期が到来する車をお持ちの方で、
 車検を通すことができない(できなかった)方
・新型コロナウイルスの影響で収入が減少した方
・石巻・丸森(宮城)、武雄(佐賀)の貸出拠点に
 車を借りに来れる方
 
■貸出受付期間
2020年6月15日-7月15日 ※状況により延長可能性あり
 
■貸出開始日
受付後、随時貸出を開始します。
※武雄での貸し出しは6月下旬以降となります。
 
■貸出車両
軽自動車(4人乗り)、小型乗用車(5人乗り)
※台数に限りあり。
※すべて寄付でいただいた中古車で、協会のステッカーが
ボンネット貼られています。傷がある車もありますが、
全て点検済みなので安心してご乗車いただけます。
 
■お申込み・お問い合わせ先 ※完全予約制
オススメ(メールフォーム)
https://bit.ly/2MYHOpt
 
電話:070-1146-6506 (9:00-17:00)

<この取組への応援方法>
 
①活動財源のご寄付
無償貸出する車の整備費、任意保険代や人件費等の活動費
に充てさせていただきます。
従来の寄付に加えてふるさと納税での寄付もできるようになりました。
・通常の寄付:https://www.japan-csa.org/benefaction/benefaction.php
・ふるさと納税:https://www.furusato-tax.jp/city/product/41001/182
 
②ご自宅・会社で眠っている車の寄付(車検切れでもOK)
貸出用の車ではなく、活動財源に充てるためのお車の
募集となります。車は提携のリサイクル業者により適切に
リサイクル処理されます。(引き取り・抹消に費用はかかりません)
https://www.japan-csa.org/benefaction/car.php

────────────────────────────
 ◆学生整備プロジェクト2020年春 ご報告
──────────────────────────── 

いつもご協力いただいている石巻専修大学がコロナの影響
で休校となりどうしようかと困っていた所、事務所の近所の
ガソリンスタンドさんにご協力いただくことができ
車の用品交換を実施することができました。

今回も多くの企業様にご協力いただきました。
在宅勤務にもかかわらず温かくご対応いただき
励まされました。心より御礼申し上げます。

カメイ株式会社 ENEOS Dr.Driveセルフ石巻中里店様
石巻専修大学(機械工学科自動車工学コース)
日本ミシュランタイヤ株式会社様   
横浜ゴム株式会社様(CSRでの紹介)
トピー実業株式会社     
株式会社エステー
ルート産業株式会社様    
三共油化工業株式会社様
パナソニックカーエレクトロニクス株式会社様

↓詳しい報告はコチラをご参照ください。
https://www.japan-csa.org/blog/archives/1626

 
────────────────────────────
 ◆メディア掲載
──────────────────────────── 

九州支部について地元のケーブルテレビ「ケーブルワン」さん
が4分間の動画で丁寧に紹介いただきました。現地スタッフの
江口さんも登場します。私も電話でちょっとだけ登場します。

ケーブルワン:6月1日 ※6月22日までアップされてます。
http://media2.cableone.ne.jp/conews/movie/202006012

佐賀新聞:6月4日
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/530567

河北新報:6月14日
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1211/20200614_04.html

────────────────────────────
 ◆ふるさと納税
──────────────────────────── 

ふるさと納税でご支援いただけるようになりました!
https://www.furusato-tax.jp/city/product/41001/182

────────────────────────────
 ◆編集後記
────────────────────────────

コロナの逆境から立ち上がるヒントを探るという趣旨で、
WEBマガジンに取り上げていただきました。
自分でこういうの紹介するのは少し恥ずかしいのですが、
誰かの応援になったら嬉しいなと思うので、コチラご紹介します。

【AMP】自転車で上場企業を回って生み出した、被災地・石巻発の新たなカーシェアリング
https://ampmedia.jp/2020/05/28/car-sharing-association/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇メールニュースの停止◆

退会用URL: http://www.japan-csa.org/xmailinglist/mailnews/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇発行元◆◇

一般社団法人日本カーシェアリング協会
吉澤武彦
〒986-0813 
石巻市駅前北通り一丁目5番23号
TEL 0225-22-1453 FAX 0225-92-7820
E-mail:info@japan-csa.org
ホームページ:http://japan-csa.org/
Blog:http://japan-csa.seesaa.net/
Twitter:http://twitter.com/#!/JapanCarSharing
Facebook:http://www.facebook.com/japancsa

環境にも社会にもやさしい車の寄付、広がってます

2020.06.12

車リサイクル寄付、広がってます

昨年の6月から自動車リサイクル業界のご協力をいただいて始まった、新しい車の寄付のカタチ「自動車のリサイクル寄付」。寄付していただいた車の台数が、まもなく100台になります。(現在82台)
https://www.japan-csa.org/benefaction/car.php

この仕組みは、協会が活用するのが難しい車*を、提携しているリサイクル業者さんに買いとってもらい、車は解体・リサイクルされ、買取金額が協会の社会貢献活動のために寄付されるというもの。
*状態が悪い車だけでなく、現場の状況によっては状態が良い車でもリサイクル寄付に回すお願いをすることがあります。

いただいたお車は、すべてしっかりとした技術をお持ちのリサイクル会社さんの手で、環境にやさしく再利用・再資源化されています。

 ご寄付いただいた方からの嬉しい声

「新聞で初めて知りました。わずかの金額で売るより役に立てるのであればありがたいです。広く宣伝が必要だと思います。」
 
「モッタイナイを実践し、素晴らしい。
社会貢献だと思いますので続けてご活躍ください。」
 
「車が故障し修理が高額のため手放すことにしました。業者がディーラーから搬送を無料でしていただき助かりました。部品が再利用されるとはわかりませんでした。少しでも寄付することが出来て嬉しく思います。」
 
**
この記事を書いているときに83台目の寄付のご連絡が。
「少しでも誰かのやくに立つならー」という嬉しいお言葉をいただきました。
 
協会では、これからコロナウイルスで生活が苦しい方へ向けた車の支援を始めていきます。(https://www.japan-csa.org/blog/archives/1686)車のリサイクル寄付で集まった寄付金は、そういった活動の財源となります。ご自宅・会社で使わずに眠っている車・動かない車がある方、是非協会へご連絡ください。まずは目指せ100台!

新型コロナウイルス サポートレンタカーを開始します。(貸し出し場所:宮城・佐賀)

2020.06.11

【宮城県限定】新型コロナウイルスの影響で、車検を通せない方へ向けた車の無償貸出サポートを開始します。

協会ではこの度、新型コロナウイルスの影響をうけた経済状況が悪化により、車検を通すことができない方へ向けて、車の無償貸出支援「新型コロナウイルス サポートレンタカー」を行うこととなりました。

~~~~~~~~~~~~

■支援概要

下記対象者へ向けた自動車の無償貸出支援(最大3ヶ月)

■貸出受付日

2020年6月15日-7月15日

■貸出対象者(以下全ての該当が必要)

・2/28-7/1に車検満期が到来する車をお持ちの方で、車検を通すことができない(できなかった)方
・新型コロナウイルスの影響で収入が減少した方
・石巻・丸森(宮城)、武雄(佐賀)の貸出拠点に車を借りに来れる方

■お問い合わせ先

オススメ(メールフォーム)
https://docs.google.com/…/1FAIpQLSdrLJTho4N8Tti80…/viewform…

電話:
070-1146-6506 (9:00-17:00)

~~~~~~~~~~~~

コロナ禍で、企業の業績が悪化にともなう休業、失業により、所有するだけで費用がかさむ自動車の維持管理が難しくなる方の増加が予想されます。
国土交通省は7月1日までの車検延長措置を出していましたが、その後の延長の予定はなく、このタイミングで車を使えなくなってしまう方の増加が見込まれます。

そこで、私たちにできることを、ということで本支援を実施することにしました。宮城県内にお住まいの方で、車検を通せず困っている方をご存知でしたら、この投稿をシェアしていただくか、協会をご紹介ください。

■ご協力いただきたいこと(全国から)

①活動財源のご寄付
佐賀県へのふるさと納税での寄付を募集します。寄付金額の90%が協会への寄付金となり、寄付控除がうけられます。ご支援いただいた寄付金は無償貸出する車の整備費、任意保険代や活動費に充てさせていただきます。

https://www.furusato-tax.jp/city/product/41001/182

②ご自宅・会社で眠っている車の寄付(車検切れでもOK)
貸出用の車ではなく、活動財源に充てるためのお車の募集となります。車は提携のリサイクル業者により適切にリサイクル処理されます。(引き取り・抹消に費用はかかりません)

https://www.japan-csa.org/benefaction/car.php

【コラム】自分で廃車をする際の手続きと必要書類

2020.06.03

そもそも廃車とはどういう意味なのか

大事にしていた車を手放す時に「廃車」という単語を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。一般的に、廃車とは、自動車の本来の用途における使用をやめ、車の登録を抹消する手続きのことです。また、実際に抹消手続きを行った車両のことを指すこともあります。

車の種別で異なる廃車手続き

廃車手続きには大まかに2種類に分かれています。「車体を解体し、車の登録を永久に抹消する手続き」と「ナンバープレートを返却して一時的に車を乗らない状態にする手続き」です。

また、日本では車の種別が普通自動車と軽自動車でわかれています。そして種別の違いによって廃車の手続きや、呼称が異なります。その違いについてこれから紹介していきます。

普通自動車の場合

まずは普通自動車の場合から説明していきましょう。普通自動車の廃車に関する手続きは各都道府県にある運輸支局で行います。

永久抹消登録

「永久抹消」とはその名の通り、車を永久に使用しなくするための手続きのことです。また、この登録をするには車を解体することが必要となります。後述する一時抹消登録とは違い、この登録を行うと二度と公道を走るための登録をすることができなくなることに注意が必要です。この手続きが完了すると「登録事項等証明書」が発行されます。

一時抹消登録

「一時抹消」は、永久抹消とは違い、今後車を使用する可能性があるけれど、長期間車を使わない期間が発生する場合(長期の海外出張の際など)に行う手続きです。この手続きをすることによって、毎年の自動車税の納付を停められるというメリットがあります。一時抹消中の車は公道を走ることが出来ない点は、注意をしなければなりません。この手続きが完了すると「登録識別情報等通知書」が発行されます。

軽自動車の場合

軽自動車の場合も、普通車の場合と変わらず2種類の手続きがあります。手続きは、各都道府県に設置されている軽自動車協会で行います。それぞれ普通車と手続きの名称が異なっています。

解体返納 (=永久抹消)

解体返納とは、乗用車の場合の永久抹消登録と同じく、永久に軽自動車を使わなくなる手続きのことです。この手続きが完了すると「検査記録事項等証明書」という書類が発行されます。

自動車検査証返納届 (=一時抹消

「自動車検査証返納届」は軽自動車における一時抹消手続きのことです。長期的に車を使わなくなる場合に軽自動車協会へ手続きを行うことで、自動車税の請求をとめることができます。この手続きが完了すると「自動車検査証返納証明書」が発行されます。

廃車をする際に必要な書類

一口に廃車といっても、永久に使わなくする処理と、一時的に使用を辞めるための処理と、2種類の手続きがあることを紹介しました。さて、ここからは自分で廃車手続きをする際に必要となる書類について、それぞれ紹介していきます。

永久抹消登録

以下が永久抹消登録に必要な書類です。この書類をもって各都道府県にある陸運支局に提出することで、手続きを行うことが出来ます。ただ、この手続きには車が解体されていることが必要なため、個人ですべて完結させるのは少しハードルが高いと言えるかもしれません。

・車検証
・所有者の委任状(所有者の実印が押印済みのもの)
・所有者の印鑑証明書(発行日から3か月以内のもの)
・ナンバープレート(前後2枚)
・リサイクル券に記載されている「移動報告番号」の控え
・解体業者からの報告書(解体証明)にある「解体報告記録日」の控え
・手数料納付書 ★
・永久抹消登録申請書 ★
・自動車税・自動車取得税申告書 ★
※★印が付いた書類は陸運局で記入するもの

一時抹消登録

次に一時抹消の際に必要な書類です。永久抹消同様、各都道府県にある陸運支局で手続きを行います。

・車検証
・所有者の委任状(所有者の実印が押印済みのもの)
・3カ月以内に取得した所有者の印鑑証明書
・ナンバープレート(前後2枚)
・手数料納付書 ★
・一時抹消登録申請書 ★
・自動車税・自動車取得税申告書 ★
※★印が付いた書類は陸運局で記入するもの

解体返納 (軽自動車の永久抹消)

続いて、解体返納の手続きに必要な書類です。こちらも普通車同様、車が解体されていることが必要となります。手続きは各都道府県にある軽自動車協会にて行います。

・車検証
・所有者の印鑑
・使用者の印鑑
・ナンバープレート(前後2枚)
・使用済自動車引取証明書
・軽自動車税申告書 ★
・解体届出書(軽第4号様式の3) ★
※★は軽自動車協会で記入するもの

自動車検査証返納 (軽自動車の一時抹消)


・車検証
・所有者の印鑑
・使用者の印鑑
・ナンバープレート(前後2枚)
・自動車検査証返納証明書交付申請書・自動車検査証返納届出書(軽第4号様式)★
・軽自動車税申告書 ★
※★は軽自動車協会で記入するもの

解体届出 

解体届出とは、検査証返納(軽乗用車の一時抹消)をした車を解体したときの届け出です。あとで乗ると思っていたけど、結局乗ることなく廃車にしたいときなどに行う届出で、以下の書類が必要となります。


・所有者の印鑑
・使用済自動車引取証明書
・解体届出書(軽第4号様式の3)

もしも廃車証明書を紛失した場合は?

廃車証明書は一部再発行が可能

永久抹消した際に発行される証明書(登録事項等証明書、検査記録事項等証明書)は再発行が可能です。請求書をそれぞれの事務所で提出することで再発行できます。その際車の情報について記載する必要がありますので、どこかに登録番号と車台番号を控えておくといいかもしれません。

再発行されない書類についての対応

しかし、一時抹消の証明書(登録識別情報等通知書、自動車検査証返納証明書)は原則再発行することができません。とはいえ、「車を再登録して乗れるようにしたい」というときはどうしたらいいのでしょう?
警察へ届け出たうえで、各種書類を取り揃え、陸運支局、軽乗用車協会で申請をする必要があります。永久抹消の書類と比べて、準備することが多いので注意が必要です。

紛失しないよう大切に保管を!

一時抹消の証明書は、車を登録しなおし、公道を走行できるようにするために必要な書類です。前述の通り再発行には手間がかかりますので、紛失することのないよう、大切に保管するようにしましょう。

さいごに

自分で廃車の手続きをするのは色々準備をしなければなりません。また、書類にミスがあると受け取ってもらえないのが自動車手続きの大変なところ。それにかける時間やコストを考えると自動車リサイクルの専門業者に頼んでしまった方が、何かとスムーズです。お住まいの地域に自動車リサイクル業者が営業しているはずなので、是非調べてみてくださいね。

日本カーシェアリング協会では、不要になった車の寄付を集め、その車を活用した被災地支援や交通弱者支援を行っています。

また、車検が切れている車や、故障している車も無償で引き取ることが出来る自動車のリサイクル寄付プログラムを展開しています。

寄付いただいた車は、提携しているリサイクル業者に引き取られ、別の車のパーツや、資源として生まれ変わります。また、業者の査定金額が支援活動への寄付金となり、寄付いただいた車が無駄なく社会のために活用されていきます。お持ちの車の廃車をご検討している方は、是非協会への車の寄付をご検討ください。

車の寄付のお問い合わせは以下のボタンから

【プレスリリース】 東日本大震災後に石巻で生まれた支え合いの仕組みを全国へ。日本カーシェアリング協会が佐賀県武雄市に九州支部を設立します。

2020.06.02
PRタイムスに掲載されたものは以下リンクよりご覧いただけます。
以下、リリースと同じ内容です。
~~~~~
日本カーシェアリング協会は、2020年6月1日に佐賀県武雄市に九州支部を設立致しました。東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市で生まれた、寄付車を活用した支え合いの仕組みを佐賀県武雄市を拠点に全国へ広げていきます。

 

一般社団法人日本カーシェアリング協会(宮城県石巻市 代表理事 吉澤武彦/以下「協会」)は、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市で設立され、全国から寄付いただいた車を活用したカーシェアリングや、生活再建のサポートを仮設住宅及び復興住宅などで行ってまいりました。また、過去の災害の際には、被災者と支援団体を対象とした無料の車の貸出支援等を行っています。

▼2020年6月1日、佐賀県武雄市に九州支部を設立
協会は、2020年5月20日に佐賀県及び公益財団法人佐賀未来創造基金(以下、佐賀未来創造基金)と「佐賀県への進出に関する協定」を結びました(佐賀県のCSO誘致第10号)。そして、協定に基づき、同年6月1日、佐賀県に協会の九州支部を設立する運びとなりました。協会が宮城県石巻市以外に支部を設置するのは、今回が初めてです。 

九州支部所在地: 佐賀県武雄市東川登町大字永野6766番地1 小山路窯内
※支部設立時は令和元年佐賀豪雨で活用した27台の車を使い活動を行っていきます。今後、必要に応じて車の寄付を募り、活動を広げていく予定です。活動初期は案件に応じて随時の対応とするため、現地スタッフは常駐せず、当面の間、連絡の窓口は石巻で行います。

九州支部の駐車場に並ぶ活用予定の車九州支部の駐車場に並ぶ活用予定の車

 

協会は、佐賀県や佐賀未来創造基金との協働のもと、佐賀県内の自治体やCSO(市民社会組織)と連携して、以下の事業を佐賀県内で進めていきます。 

▼協会が佐賀県で実施する予定の事業内容

  • 移動に課題を持つ地域でのコミュニティ・カーシェアリング(地域住民による車の共同利用で高齢者の移動支援等をおこなう仕組)の実施
  • 車を使った災害支援体制(災害で車を被災した方や支援団体へ向けた寄付車の無償貸出支援体制)の構築
  • 生活困窮者へむけた寄付車の低価格貸出支援
  • 地域を元気にする人や組織(移住者や非営利団体、起業者など)への寄付車の貸出支援

▼九州支部設立の背景と意義について
佐賀県では、県外のCSOを誘致し、⼈材の流⼊や雇⽤を⽣み出すとともに、交流を通じて事業拡⼤や新たな事業創出など活性化を図っています。この度、佐賀県のCSO誘致第10号として協会が佐賀県に進出することになりました。協会では、2019年8月に発生した「令和元年佐賀豪雨」で、佐賀県武雄市を拠点に 64 台の寄付車を活用し、被災者、支援団体へ向けて 105件の車の無料貸出支援を実施しました。この時の支援活動が、今回の佐賀県への九州支部設立のきっかけとなりました。

また、九州ではここ数年大規模な災害が続いており、これまで協会は平成28年の熊本地震や平成29年の九州北部豪雨においても災害支援活動を行ってきました。ただ、東北の宮城県石巻市に拠点を置きながら遠く離れた九州に車を集めて対応するには多くの時間とコストが必要でした。今回の九州支部設立によって、九州で災害が起こった際に、これまでよりも迅速に対応を行うことができるようになります。また、上記で紹介したコミュニティ・カーシェアリングなどの寄付車を活用した支え合いの仕組みを九州に広げるための拠点にもなります。

協会では、活動の当初から「東日本大震災後、多くの支援を受けた石巻で生まれた支え合いの雛形を全国で役立たせる」ということを目標として活動してきました。東日本大震災の発災から丸10年を目前としたこのタイミングでの九州支部設立は、その達成に向けた大きな一歩であり、協会にとって節目の出来事になります。災害が多発し高齢化がすすむ日本社会の一助となれるように、大きな災害を経験した石巻市と武雄市から、寄付車を活用した支え合いの仕組みをつくってまいります。

 

石巻から全国へ石巻から全国へ

▼ふるさと納税について
佐賀県への支部設立により、佐賀県の県のふるさと納税(NPO支援)で、協会の活動を支援していただくことができるようになります。佐賀県に寄付いただいた金額のうち、90%をNPO等に渡される仕組みとなっており、NPO等の大きな課題の一つである資金調達の手法として期待されています。協会では、ふるさと納税で集まった寄付金を活用して、寄付車を活用した社会貢献活動を全国で推し進めていきます。 

支援の方法:ふるさと納税サイト(外部サイト:ふるさとチョイス)から寄附が可能です。
https://www.furusato-tax.jp/city/product/41001/182

ふるさと納税のページふるさと納税のページ

ふるさと納税で応援してくれた方へのお礼の品
協会から令和元年8月豪雨で被災された生産者さんの商品をお届けできるよう準備を進めております。

 

 

▼日本カーシェアリング協会について
2011年4月、東日本大震災後の宮城県石巻市で設立された非営利団体。自動車の寄付を募り、仮設住宅の住民で車を共同利用するカーシェアリングを開始しました。今までに延べ400台超の車の寄付が集まっており、その車を活用し、コミュニティ・カーシェアリングの普及促進や災害支援、生活困窮者やNPOへの車の貸し出しなどを行っています。

▼寄付車を活用した事業内容

  • コミュニティサポート事業 車の共同利用を通して支え合う仕組みを地域につくる*
  • ソーシャルカーサポート事業 寄付車を貸し出すことで人や地域を元気にする
  • モビリティレジリエンス事業 災害時に車で困らない仕組みを作る

*コミュニティサポート事業で実施している「コミュニティ・カーシェアリング」は、高齢者の移動手段の確保に悩みを抱える自治体、地域の方から、解決手段として期待を受けています。宮城県から始まったこの取り組みは、滋賀県、鳥取県、岡山県など全国に広まっています。

参考記事
【日本初】日本カーシェアリング協会が滋賀県大津市と超高齢社会の新たな移動手段となるコミュニティ・カーシェアリングの普及に関する連携協定を締結
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000047113.html

とっとり県政だより(2020年4月) コミュニティ・カーシェアリングの利用者の声を紹介
https://www.pref.tottori.lg.jp/290753.htm

▼団体情報
一般社団法人日本カーシェアリング協会 代表理事 吉澤武彦
住所:宮城県石巻市駅前北通り1丁目5‐23
電話:0225-22-1453
メール:info@japan-csa.org
FAX:0225-24-8601
HP:https://www.japan-csa.org/