3月23日、石巻信用金庫様からの寄付金贈呈式が執り行われ、明石理事長直々に目録を贈呈していただきました。
明石理事長からは、この度の支援の理由として、協会が行う活動が信用金庫のもつ相互扶助の理念と合致していることや、東日本大震災で沢山の支援を受けた石巻から全国へ恩返しをしていく、という観点から、全国に広がりつつある協会の活動をみて支援がふさわしいと判断したというお言葉をいただき、胸が熱くなりました。
また、石巻信用金庫様より、当会との取り組みに関して”令和4年度 地方創生に資する金融機関等の「特徴的な取組事例」”として、地方創生担当大臣から表彰を受けたこともご報告いただきました。
また、石巻信用金庫様より、当会との取り組みに関して”令和4年度 地方創生に資する金融機関等の「特徴的な取組事例」”として、地方創生担当大臣から表彰を受けたこともご報告いただきました。そういった連携が全国の金融機関の好事例として取り上げていただけたこと、非常に嬉しく思っています。
今回いただいた寄付金は、私たちの支援活動の財源として、大切に活用させていただきます。石巻信用金庫様、この度は本当にありがとうございました。
2022 年秋の学生整備プロジェクトを開催しました
本格的に雪の時期となりましたね。
1か月ほど前になりますが、石巻でもクルマの冬支度。
恒例となっている 石巻専修大学 ✕ 日本カーシェアリング協会 の共同プロジェクト
『学生整備プロジェクト』を11月16日~18日の3日間にわたり開催しました。

さて、この「学生整備プロジェクト」は石巻専修大学 機械工学科自動車コースの
授業の一環として年2回、春と秋のタイヤ交換シーズンに合わせて
石巻専修大学の協力のもとに実施しています。
事前にユーザーさんと時間の調整をおこない、
コミュニティ・カーシェアリングで使用している車は地域のボランティアドライバーさんが、
ソーシャル・カーリースでご利用の方々はユーザーさんが
直接専修大学にお越しになります。
それらの車両に加えて、今年はちょうど大崎の水害で活用していた車両も
石巻に戻ってきていたので、災害時に活用していた車もありました。
これらの車をノーマルタイヤからスタッドレスタイヤ交換に交換する作業をメインに、
オイル交換・オイルエレメント交換、ワイパーやバッテリーのチェックなど
の日常点検などをおこないます。
そしてこの点検・整備に欠かせないスタッドレスタイヤとホイール、
エンジンオイルやバッテリー、ケミカル用品、ワイパー…などなどの各種用品は、
協会の活動主旨に賛同いただいたメーカー様よりご協賛いただいております。
◆協賛◆
日本ミシュランタイヤ株式会社 さま 横浜ゴム株式会社 さま
三共油化工業株式会社 さま パナソニックカーエレクトロニクス株式会社 さま
今回は春に引き続き、4年生10名と3年生7名の合計17名が
59台の車のタイヤ交換・点検作業をおこないました。
初日の16日は3年生が作業を行いました。
ガソリンスタンドでアルバイトしている生徒もいて、
上手に作業をリードしたり、学生同士が教えあう姿も印象的でした。
2日目、3日目は4年生が作業を行いました。
4年生はこれで4回目。
このプロジェクトが終われば一気に国家試験に向けて
勉強、勉強の日々です!
さすがに4回目ともなる作業手順もしっかりと頭に入っており、
とてもいいチームワークで1台ずつしっかりと作業を行ってくれていました。

ワイパーのはけが悪くなっている車はワイパー交換を。
こちらはPIAAさんに協賛いただきました。
冬はオイル交換にプラスしてオイルフィルターの交換も行います。
こちらもPIAAさんにご協賛いただきました。
そして、ルート産業さん・三共油化工業さんにご協賛いただいた
エンジンオイルを入れています。
スタッドレスタイヤとホイールは
日本ミシュランタイヤさんからスタッドレスタイヤ4台分(16本)と
横浜ゴムさんからスタッドレスタイヤ30台分(120本)、ホイール13台分(52個)
協賛いただきました。

石巻専修大学のプロジェクト紹介ページで学生のコメントがありましたので引用して紹介します。
【参加した学生のコメント】
■植木 貴之さん(理工学部機械工学科4年次・石巻工業高等学校出身)
「学生整備プロジェクト」は、今回で4回目の参加となります。今回整備する車は、実習で使用している車とは異なり、実際に日々の生活で使用されている車なので所有者の気持ちになって一つひとつ丁寧に整備しました。担当したタイヤ交換作業では、作業の抜け漏れが無いよう確認表をチェックしながら、慎重に作業を進めました。卒業後は石巻専修大学で得た知識、技術を生かし自動車整備士として働く予定です。
■鈴木 秀茉さん(理工学部機械工学科4年次・石巻商業高等学校出身)
自動車整備は確認する工程が多いので、締め付けトルクの点検や確認項目の抜けが無いよう慎重に作業を進めました。今回の「学生整備プロジェクト」は、実際に日々動いている車を整備するので、座学では学べないことをたくさん学ぶことができます。自動車の整備作業は、自分の手でやらないとわからないことが多いので実際に動いている車の整備に携われる「学生整備プロジェクト」は貴重な体験だと思います。
今シーズンも協賛いただきありがとうございました!
ロータスクラブ会員様向け特設ページ

全日本ロータス同友会宮城県支部と日本カーシェアリング協会の協定について
2022年10月4日、全日本ロータス同友会宮城県支部と日本カーシェアリング協会は「自動車を活用した支援活動への協力に関する協定」を締結しました。

協定書では協会が行う車を活用した社会貢献活動のうち、以下の点でロータス同友の皆さまからご協力をいただくことを明記いただきました。*協力については任意です
・車両の提供(寄付)
・提供車両及び日本カーシェアリング協会が所有する車の整備協力
・関連企業などへ向けた車の寄付の呼びかけ協力
協会が行う事業は、災害支援、経済的な事情から車を維持することが難しい方への支援、移動に問題を抱える地域コミュニティ支援など、全て寄付いただいた車を活用して行っています。
同友の皆さまでお持ちのお車のうち、提供可能なお車がございましたら、是非寄付に関してご検討をいただければ幸いです。
日本カーシェアリング協会へのお車の寄付について

募集している車の種類
軽自動車、普通車問わず四輪車
車の条件
・安全な走行に支障がない車(オイル漏れ、エンジン・足回りの不調などがない)
・快適に走行できる車(エアコン不調や窓の開閉不調などがない、禁煙車)
・装着タイヤのスリップサインが出ていない
・寄付後の車の使途や廃車のタイミングを協会に一任いただけること
※車検期間の残りや協会の車の保有状況によっては、条件を満たしている場合でもリサイクル寄付をご提案させていただく場合があります。
お車の寄付の流れ
1.フォーム、またはお電話(0225-22-1453)にてお問い合わせ
(その際、「ロータス○○」と同友であることをお伝えください。)
2.協会より寄付・名義変更に関する書類の送付
3.ご提供者様にて書類の記入・準備
4.運搬日程の調整
5.運搬* (ボランティアさんによる運搬も可能です。詳細は後述。)
6.協会拠点に到着後、速やかに名義変更。協会から名義変更完了報告を実施。
7.感謝状の送付
その他詳細はこちらのページからご確認いただけます。
車の寄付紹介ぺージ https://www.japan-csa.org/benefaction/car.php
これまで宮城県の同友の皆さまからいただいたお車のご紹介



日本カーシェアリング協会について
2011年4月、東日本大震災後の宮城県石巻市で設立された非営利団体。自動車の寄付を募り、仮設住宅の住民で車を共同利用するカーシェアリングを開始。今までに延べ680台超の車の寄付が集まっており、その車を活用し、災害時の車の無償貸出支援の他、コミュニティ・カーシェアリングの普及促進や、生活困窮者・NPOへの寄付車の貸出支援活動などを行っている。

お問い合わせ
一般社団法人日本カーシェアリング協会
住所:宮城県石巻市駅前北通り1丁目5-23
HP:https://www.japan-csa.org/
電話:0225-22-1453 FAX:0225-24-8601
メール:teikyou@japan-csa.org
担当:石渡(いしわたり)
お車の寄付をいただきました!(通算612台目)
横浜の徳恩寺様/特定非営利活動法人スマイルシード様から軽トラックのご寄付をいただきました。

令和4年3月16日に発生した福島県沖地震では多くの家屋に被害が出て、がれき撤去のために必要な軽トラックを必要としていました。支援に際して軽トラックの募集したところ、スマイルシード様が東日本大震災の復興支援活動のために徳恩寺様からお借りしていたお車を寄付する形で調整してくださいました。
いただいたお車は早速支援活動に活用しています。自宅のがれき撤去に軽トラックを必要としている方へ無償シェアをしています。車を使った方からは「どうしても軽トラが必要だったので助かりました~」とお声をいただきました。
これからもいただいた軽トラックは大活躍してくれること間違いなしです。
お車をご寄付してくださった、徳恩寺様、ご紹介していただいたスマイルシード様、本当にありがとうございました!

お車の寄付を大募集中!
日本カーシェアリング協会では、不要になった車の寄付を集め、その車を活用した被災地支援や交通弱者支援を行っています。
また、車検が切れている車や、故障している車も無償で引き取ることが出来る自動車のリサイクル寄付プログラムを展開しています。

寄付いただいた車は、提携しているリサイクル業者に引き取られ、別の車のパーツや、資源として生まれ変わります。また、業者の査定金額が支援活動への寄付金となり、寄付いただいた車が無駄なく社会のために活用されていきます。お持ちの車の廃車をご検討している方は、是非協会への車の寄付をご検討ください。

~架け橋ドライバー(運搬ボランティア)も募集中~
ご関心のある方はこちらのFacebookグループにご参加ください。
https://www.facebook.com/groups/2947656742186806
2022 年春の学生整備プロジェクトを開催しました
恒例となっている 石巻専修大学 ✕ 日本カーシェアリング協会 の共同プロジェクト
『学生整備プロジェクト』を4月20日~22日の3日間に渡り開催しました。
初日は桜も満開。
最終日には散り終わり・・・という絶景のタイミングでした。


さて、この「学生整備プロジェクト」は石巻専修大学の機械工学科自動車コースの
授業の一環として実施しています。
協会で所有している、地域の足となっているコミュニティ・カーシェアリング車両をはじめ、
NPO活動やレンタカーとして広くご利用いただいているソーシャル・カーリース車両などを
中心に車のタイヤ交換やオイル交換などの日常点検などをおこないます。
そしてこの整備に欠かせないタイヤ、ホイール、エンジンオイル、
バッテリー、ケミカル用品、ワイパー等の各種用品は、
協会の活動主旨に賛同いただいたメーカー様よりご協賛いただいております。
今回は4年生10名と3年生7名の合計17名が
70台の車のタイヤ交換を行ってくれました!!!
今年はここ数年に比べると学生数も多く
振り返れば過去最高台数を1台更新する70台の車両のタイヤ交換と整備を実施することができました。
3日間の学生さんたちのがんばりに感謝です!


本プロジェクトの開催にあたっては今回も
三共油化工業株式会社様 パナソニックカーエレクトロニクス株式会社様
にご協力いただきました。
例年、ご協賛いただき、本当にありがとうございます。
そして今回もスペシャルゲスト!
ルート産業の伊藤社長にお越しいただきました!

プロジェクト開催にあたってご協賛いただきましたメーカー様をご紹介いたします。
日本ミシュランタイヤ様からはノーマルタイヤタイヤを13台分ご協賛いただきました。
ありがとうございます!
横浜ゴム様からはノーマルタイヤを20台分、ホイールを9台分ご協賛いただきました。
ありがとうございます!
PIAA様からはバルブ、カップレンチをご協賛いただきました。ありがとうございます!
すでにご協賛いただいているワイパーも水はけが悪くなっているものは新しいブレードに好感しました。
ルート産業様と三共油化工業様からはエンジンオイルをご協賛いただきました。
ありがとうございます!
古いオイルを抜いて、新しいオイルを入れていきます。
パナソニックカーエレクトロニクス様からはバッテリーを22個を協賛いただきました。
ありがとうございます!
バッテリーテスターでの計測や比重計で計測をし、交換が必要なものは交換をしていきます。
ジョイフル様から昨年にご協賛いただいたウィンドウォッシャーを今回も活用させていただきました。
ありがとうございます!
プロジェクト本番を迎えるまでに学生数人が約20台の車両の事前の組み替え作業を行ってくれました。
新学期が始まったばかりでしたが放課後が授業の合間を縫って作業していただき、
ありがとうございます。
おかげさまで当日はスムーズに作業を進めることができました。
また、当日の様子は石巻かほくさん、石巻日日新聞舎さんにご取材いただき、
学生も緊張しながらも取材にしっかりと答えていました。
4月29日石巻かほく掲載 安全願い自動車整備 石巻専修大生、日本カーシェア協とタイアップ
それでは、また秋に一回り成長した姿をお会いできることを楽しみにしています。