活動レポート
REPORT

熊本の現地調査と支援体制づくり-広域被害のため多拠点での支援が必要

2025.08.16

8月14日・15日、当協会は熊本県内各地を現地調査並びに支援の調整を行いました。

熊本では、熊本地震や令和2年7月豪雨での活動に加え、また県とは令和3年に協定も締結しています。既に被災された方々やいくつかの自治体から相談を受けていました。

調査では、県庁や各自治体とできる限り意見交換を行い、被災エリアを回って住民の皆さまからもお話を伺いました。各地で立ち往生した車両、土砂に埋まった車両、レッカーで牽引される車両などを目にし、多くの方の車が被災している実情を確認しました。

今回の特徴は、熊本県内の広い範囲で被害が点在していることです。そのため、能登での対応と同様に、多拠点での支援展開が不可欠と判断しました。まずはメイン拠点を設け、状況に応じてサテライト拠点を必要地域に開設していきます。

メインとなる拠点は、熊本市の協力のもと、熊本市西区役所(旧館)に設置できることとなりました。意見交換の翌日に場所の確保並びに調整を迅速に行っていただいた熊本市に感謝申し上げます。

場所が決まったため、申込受付を本日(8月16日)より開始しました。
支援が必要な方は、申込受付ページからお申し込みください。[申込受付ページ

熊本市以外の地域にもサテライト拠点を設置できるようにこれから調整を進めていきます。サテライト拠点では軽トラック等の短期の貸し出しを中心に行う予定です。

そして、車、人、資金を集めて、支援をしっかり届けられるよう取り組んでまいりたいと思います。特に車。ニーズが大きく圧倒的に車が支援用の不足しています。できる限りのことを尽くして車を集めたいと思っています。

明日(8月17日)から貸し出しを開始する鹿児島の対応もありますし、福岡でも支援の相談を受けています。
私たちの力不足もあり、準備に時間がかかってしまいお待たせすることになります。
皆様の辛い状況痛いほどわかるので、お手元に車を届けることができるまでスタッフ一丸となって精一杯取り組んでまいります。


ご協力のお願い


熊本で迅速に且つ円滑に支援を行うためには、皆さまのご協力が必要です。特に支援用の車は圧倒的に不足しています。以下の中でご協力できることがあれば、ぜひご協力お願いします。

募集している協力

▷車の寄付募集(活用できる車・活用できない車の両方を募集)

被災地へ車を届けるボランティア架け橋ドライバー(運搬ボランティア)

▷クラウドファンディング「車がないと何もできない」災害時に無償で車が借りられる支援を全国に(~10月8日まで)


▷現地拠点臨時スタッフ

現地で貸出対応を行っていただける臨時スタッフを募集します。

ご応募はこちら
対応いただく際の具体的な条件と内容はこちら



本部災害担当スタッフ

 発災時には現場に入り現地調査・支援体制の構築、平時は災害に備える仕組みづくりを
 担う常勤スタッフを募集しています。 詳細はこちらをご覧ください。

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▷ふるさと納税で応援




協会への直接寄付で応援


支援拠点臨時スタッフの事前登録制度(全国で募集中)