【プレスリリース】不要な車の寄付で被災地支援!廃車で社会貢献できる「車のリサイクル寄付」8/1~8/31でキャンペーンを実施!

2020.07.31

いつも協会の活動にご賛同いただき、ありがとうございます。
現在、熊本で活用する車を募集していますが、その申し出のなかで、車検が切れているけど何かの役に立ちますか?といった問い合わせもあります。
 
「もう使い物にならないですね」、「値段もつかないよ~」と言われた車でも、困っている人の力に変えることが出来ます。そんなことを広く知ってもらうため、8月1日ー8月31日をキャンペーン期間とし、全国から使用済み自動車を募集することと致しました。目標は100台です。
不要になるお車をお持ちのお知り合いや、ご家族に周知いただけたら幸いです。よろしくお願いします。

こちらからお車の寄付の申し込みが可能です。
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 
https://www.japan-csa.org/benefaction/car.php

 
以下、プレスリリース

 

一般社団法人日本カーシェアリング協会(所在地:宮城県石巻市、代表理事:吉澤 武彦、以下 協会)は、8月1日から8月31日を、車の廃車・リサイクル月間とし、自動車リサイクル事業者と連携し、不要になった自動車の寄付を集めるキャンペーンを開始いたします。全国から不要になった車の寄付を、100台目標に集めリサイクル業者に引取りを依頼します。寄付された車は自動者リサイクル業者に買い取られ解体されます。解体後、状態の良いパーツはリサイクルパーツや、資源として流通されていきます。車両の査定金額は、協会が行う災害支援等の支援活動の財源として寄付され、活用させていただきます。

「リサイクル寄付」の3つの目的
協会では本取組を通じて以下の3点を達成することを目的としています。
(1)自動車を寄付するという選択肢を世の中に広める
(2)自動車がリサイクル業者により適切に処理されることで環境負荷を減らし、リサイクルパーツの活用がCO2排出削減となることも広く周知する
(3)取組によって発生する寄付金を協会が行う災害支援等の活動費の財源とし、支援を加速させる

 

1台の廃車でリサイクルと寄付を両立
協会に寄付されたお車は、自動車リサイクル業者により、環境に優しく解体処理されます。解体処理された車はリサイクルパーツとして再利用される他、素材として再資源化されます。また、車1台1台の査定金額は、協会の活動資金として寄付され、寄付された車が無駄なく再循環していきます。
なお、車の提供者は、廃車、引取に関する手数料はかかりません。また、ご自宅まで業者が引取に行くのでお手間をかけることもありません。車検切れや故障しているものなど、どのような状態のお車でも寄付が可能です。
 

※本年7月に発生した豪雨災害で被災した車については寄付対象外とさせていただきます。

 

■地球環境に優しい自動車リサイクル
解体される自動車はリサイクル業者の手でほぼ100%再利用されており、小型車(車両重量1,080kg)のフロントドアパーツが再利用された場合、新品パーツを製造し取り付けする場合と比べて83kgのCO2排出削減*となります。
 

*削減量の出典元(出典:NGPエコプロジェクト)/最新バージョン情報(Ver.NGP1708) http://www.nepp.jp/co2/  このキャンペーンでのCO2削減数は、地球温暖化係数(GWP)を基に、5つの温室効果ガス(CO2/CH4/N2O/SF6/PFC)をCO2換算した数値を使用しています。
 

■「誰かの役に立てるなら」と寄付いただく人が多数
協会が行ったアンケートによると、リサイクル寄付の理由についての質問項目では「ただ処分するだけなら、誰かの役に立った方がいいから」という回答が75%でした。これまでご寄付いただいた方からは「車とのお別れが寂しいものでなく、あたたかいものになった」、「車屋さんで値段が付かないと言われた車でも誰かの役に立ててよかった」と言った声が寄せられています。大切にしていた車が、最後に困っている方の役に立つなら、というのが寄付の決め手になることが多いようです。その他、免許返納を機に寄付を決めていただく方も増えています。
  

■お車の寄付の流れ
(1)不要なお車をお持ちの方は協会へ車の寄付の申し出をします。
メール: teikyou@japan-csa.org 電話:0225-22-1453

(2)協会から渡される車の寄付、抹消に必要な書類を作成します。作成完了後、お住まいの地域の自動車リサイクル業者が、ご自宅までお車を引取に伺います。
 

(3)業者により解体抹消手続きを行います。
 

(4)抹消完了後、寄付金額を明記した感謝状を協会より発送させていただきます。
  

■協力企業
株式会社アイエス総合(宮城)、株式会社ナプロアース(福島、山形)、カーレポ株式会社(茨城)、株式会社ピー・エス・アイ・コーポレーション(京都、大阪、兵庫、奈良、滋賀)、スズキ中国販売株式会社(広島)、オートリサイクルナカシマグループ(福岡、大分)、株式会社久保田オートパーツ(宮崎)
※上記以外の地域でもお車の引取りは可能です。
 

【メールニュースvol.56】◆ 九州に車を届ける。被災地とコロナに向き合いながら ◆

2020.07.17

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 【日本カーシェリング協会メールニュースvol.56】
2020.7.16 ◆ 九州に車を届ける。被災地とコロナに向き合いながら ◆
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<主なTopic>
 九州に車を届ける。被災地とコロナに向き合いながら
  ・不思議なご縁
  ・現地の様子
  ・今回の支援について
  ・ご協力いただきたいこと
 車のリサイクル寄付促進にむけて京都の企業とパートナー協定を締結
 メディア掲載
 編集後記

 

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 ◆九州に車を届ける。被災地とコロナに向き合いながら
────────────────────────────

 

本日31台の車が、人吉市を目指して出発しました。

 

明日以降も石巻・丸森・いわき・栃木・武雄で私たちが
管理している車を随時積載車へ積み込みを行い、
本日出発の車を含む計61台の車を九州の被災地に
届けることになりました。

 

人吉市からの要請を受け、現地に届いた車を活用して
18日から無料の貸し出し支援「災害サポート・レンタカー」
をスタートさせます。

 

本日は、令和2年7月豪雨の支援についてお話させてください。
今までとは、少し状況が違うので、私たちも色々とやり方を
変えることにしました。

 

↓お時間ない方はコチラの専用サイトをご覧ください。
https://peraichi.com/landing_pages/view/saigaishien

 

<不思議なご縁>

 

最近はコロナの影響で減りましたが私をセミナーの講師として
声をかけていただく機会が時々あります。そんな中、
昨年の9月に行政職員向けのセミナーという私にとっては
珍しい案件を紹介を受けて対応させていただいたことが
ありました。

 

当時、佐賀で豪雨支援真っ只中だったのでその状況や
対応などについてもご報告させていただいたのでした。

 

それが

 

熊本県主催の「熊本・人吉球磨企業誘致連絡協議会合同セミナー」

 

つまり、今回熊本で被災された地域の行政職員の方々が
対象のセミナーだったのです。

 

発災直後、災害のことを知った私はすぐにその時ご挨拶させて
頂いていた主催者・参加者の方々へ私たちができることを
改めて発信させていただいた結果、熊本県・人吉市で
打合せの場を設けていただき、6日から現地入りし諸々の
調整を開始しました。

 

現地入りしているにも関わらず発信をしてこなかったのは、
やはり新型コロナウイルスのことを考えたからです。

 

私どもはたまたま上記のようなご縁があり地元の方々に調整
いただき現地入りさせていただいたのですが、
発災直後に現地入りして活動を開始するという発信は、
被災地のことを想い現地入りして直接手を差し伸べたい
方々の気持ちを刺激し現地入りへと向かわせてしまいかねない
と思ったからです。

 

様々な地域から被災地に支援に向かってしまうと
被災地に新型コロナウイルスをもたらす可能性が高まります。
そうならないためにも今回は特に一呼吸置いた対応が必要だと
考え、淡々と準備を進めてまいりました。

 

ようやく各地のボランティアセンターが立ち上がり各地域
からの要請が発信できるような段階になりはじめました。

 

人吉市と日田市から正式な協力要請を受け
いよいよ車を運ぶ段になり、みなさまに協力も仰ぎながら
取り組みを進める必要もあるため

 

新型コロナウイルス感染拡大に対して方針を定めた上で
細心の注意を払いながら組みを進めていくことを
お伝えさせて頂くことにいたしました。

 

当協会の災害対応における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する方針
https://www.japan-csa.org/blog/archives/1728

 

<現地の様子>

 

熊本県内では、全半壊約400棟、床上浸水約5,000棟にのぼったと
言われています。その被害の半分以上の割合を占める人吉市に
私たちは7月7日に入りました。

 

そこには泥まみれで横転したままの状態の車が多くありました。
そして、いくつかの道路が寸断されたことから交通渋滞が慢性的に
起こっているような状況でした。地元の方の話によると、被災した
車の撤去すら進まないとのことでした。

 

地元の車屋さんも被災している様子でしたので、車に関する復旧が
遅れることは明らかでした。加えて連日降り続く雨もあり、車を
被災された方はモノを買いに行くにしても本当に苦労されて
いらっしゃる様子でした。

 

今回私たちが現地で見たことをこの度災害支援の担当として
仲間になったカメラマンでもある鈴木省一君が撮影した写真を
のちほどfacebookのアルバムで共有します。

 

先週の時点の物ではありますが、現地の状況を垣間見て
頂けたらと思います。
https://www.facebook.com/pg/japancsa/photos/

 

<今回の支援内容について>

 

さて、前段の話が長くなりましたが、今回の支援について
ご説明させていただきます。

 

1.まずは人吉市に作る拠点と九州支部(武雄市)と2拠点で
被災された方・支援活動を行う方への車の無料貸し出し
支援を行います。

 

2.活動を進めながら要請を受けた自治体(日田市等)には
随時対応を進め必要に応じた支援を行ってまいります。

 

3.最初に、私たちが今すぐに出せる61台の車を積載車で
人吉市に運び込みます。石巻の車は8日かかりますが
九州支部を設置した武雄の車は翌日に到着します。
到着した車から貸し出しを始めます。

 

ちなみに、そのうちの10台はエーモン工業様が
車両を手配して既に寄付してくださったものです。
更に運搬する60台のうち約半分はオートバックスセブン様
に運搬にご協力いただけることになりました。

 

2社とも発災後すぐに対応いただきました。おこがましい
言い方かもしれませんが、この取組をすすめる同志であり
頼もしいパートナーとして感謝しています。

 

4.それに加えて、車を募集します。
ただし、今回は人の往来を極力少なくするため
拠点のある熊本県・佐賀県のみでの募集に限定します。
※積載車等で現地まで運んでいただける事業者の方等
は県外からでも募集します。

 

↓車の寄付の申し出は下記よりご連絡ください。
https://www.japan-csa.org/blog/cardonation

 

5.車の運搬はボランティアを募集せず、基本的に地元で
コロナと災害の影響をダブルで受けている被災地の
経済活動を少しでも応援するために地元の人に有償で
お手伝いいただき対応します。

 

6.拠点も地元の人を臨時で雇い運営できるようにし、
拠点を立ち上げてから以降は私たち自身の往来も
極力少なくできるように基本的にオンライン等での遠隔で
拠点運営のサポートができるような体制づくりを進めます。

 

詳しくは令和2年7月豪雨支援専用ページに紹介しております。
車が必要な被災された方もコチラから予約できるようになっていて
活動を応援したい方もコチラから応援の仕方を選択できるように
なっています。
ページをシェア拡散お願い致します。
https://peraichi.com/landing_pages/view/saigaishien

 

要は、県をまたいだ人の往来を極力作らないようにし
地元主体の支援を今回しっかり実現したいと思っています。

 

<ご協力いただきたいこと>

 

今回は、これまでのようにボランティアの方々に
ご協力いただく機会がほとんどなくなりました。

 

その分、みなさんにご協力いただきたいのは
資金的なサポートです。方法は4つあります。

 

1.「ふるさと納税」による支援です。

 

1番のおすすめです。個人は確定申告の際、税控除を
受けることができ、企業は全額損金として計上できる
ため実質的なみなさまの負担が少なく済みます。

 

佐賀県への納税(実際には寄付扱)となりますが、
納税した9割が佐賀県から当協会に寄付されることになり
佐賀県の支援に限らず他の地域の支援にも活用させて
いただけるのです。

 

下記のサイトの左側「御礼の品不要の寄付をする」
からお申込みいただけます。
https://www.furusato-tax.jp/city/product/41001/182

支払い方法もクレジット決済・コンビニ決済・
払い込み用紙での支払いなど様々な方法をお選びいただけます。

 

詳細は下記をご参照ください。
https://japan-csa.org/benefaction/furusato.php
※企業で寄付される場合は、念のため税理士や税務
担当者に確認の上ご対応お願いします。
当協会へご連絡いただくと対応できる方におつなぎします。

 

2.「Tポイント寄付」による支援です。

 

買物でたまったTポイントを1ポイント=1円として
寄付できます。もしたまっているポイントがござましたら
下記より簡単に行えます。
https://donation.yahoo.co.jp/detail/4432006/

 

3.「リサイクル寄付」による支援です。

 

廃車してもよい車があれば、全国の提携リサイクル事業者に
よりお車を買取させていただきその買取価格を協会に寄付する支援です。
車はその後、環境にやさしく適正処理され、別の車の部品
として生まれ変わります。ほぼ全国どこでも無料で引き取りに
伺えます。

 

↓詳細と申込はコチラ
https://japan-csa.org/benefaction/car.php

 

4.「一般的な寄付」による支援です。

 

下記に振込口座・クレジット決済について
ご案内させていただいております。
https://japan-csa.org/benefaction/benefaction.php

 

今、私たちがとるべき行動を日々向き合いながら、
その中での最大限の応援を被災地に届けたいと思っています。
ご協力よろしくお願い申し上げます。

 

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 ◆ 車のリサイクル寄付促進にむけて京都の企業とパートナー協定を締結
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2020年7月8日、京都に本社を置く自動車リサイクル会社の
株式会社ピー・エス・アイ・コーポレーション様(以下、PSI)と、
使用済み自動車の寄付促進に関するパートナー協定を締結しました。
関西圏のリサイクル寄付の車の引取りはPSIさんにお任せします。

 

お引取りする車に対しての姿勢がとても真摯で、
安心してお車を任せられる企業と事業を進めていけるのが嬉しいです。

 

協定の様子はこちらの投稿からご覧いただけます。
https://www.facebook.com/japancsa/posts/3070059003030420

  
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 ◆メディア掲載
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新型コロナウイルスの影響で車検を通せなくなってしまった方へ向けた
車の貸出を石巻と佐賀の2拠点で実施し、掲載いただきました。
車が必要不可欠な地域では、車検が通せないというのは死活問題。
貸出を行った方の中には、収入が0になってしまい、
娘からもらった車の車検が通せず泣く泣く手放した方もいらっしゃいました。
  
 

6/20佐賀新聞  車検難しくなった人に車を無償貸出 
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/537024

 

6/27西日本新聞 車検費出せない人に車を無償貸与 カーシェア協会、コロナ禍で支援
https://www.nishinippon.co.jp/sp/item/n/620715/  

 

7/7石巻かほく コロナ禍の弱者支援 石巻・カーシェア協、無償貸し出し
https://sp.kahoku.co.jp/special/spe1000/20200707_04.html 

 

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 ◆編集後記
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今回人吉市とスムーズに連携できたのは、昨年事例報告を
行えていたからでした。その時の縁がなければ、間違いなく
対応が遅れていたと思います。平時にできるだけ多くの
地域に支援の実例をご紹介し、いざという時に選択肢として
思い浮かんでいただくことが非常に重要であることを
痛感しました。平時に私たちがやることが一つ明確になった
ような気がします。
まずは、ご紹介いただいたADDressの佐別当さんに心より
御礼申し上げます。

 

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◆◇発行元◆◇

一般社団法人日本カーシェアリング協会
吉澤武彦
〒986-0813 
石巻市駅前北通り一丁目5番23号
TEL 0225-22-1453 FAX 0225-92-7820
E-mail:info@japan-csa.org
ホームページ:http://japan-csa.org/
Blog:http://japan-csa.seesaa.net/
Twitter:http://twitter.com/#!/JapanCarSharing
Facebook:http://www.facebook.com/japancsa

環境にも社会にもやさしい車の寄付、広がってます

2020.06.12

車リサイクル寄付、広がってます

昨年の6月から自動車リサイクル業界のご協力をいただいて始まった、新しい車の寄付のカタチ「自動車のリサイクル寄付」。寄付していただいた車の台数が、まもなく100台になります。(現在82台)
https://www.japan-csa.org/benefaction/car.php

この仕組みは、協会が活用するのが難しい車*を、提携しているリサイクル業者さんに買いとってもらい、車は解体・リサイクルされ、買取金額が協会の社会貢献活動のために寄付されるというもの。
*状態が悪い車だけでなく、現場の状況によっては状態が良い車でもリサイクル寄付に回すお願いをすることがあります。

いただいたお車は、すべてしっかりとした技術をお持ちのリサイクル会社さんの手で、環境にやさしく再利用・再資源化されています。

 ご寄付いただいた方からの嬉しい声

「新聞で初めて知りました。わずかの金額で売るより役に立てるのであればありがたいです。広く宣伝が必要だと思います。」
 
「モッタイナイを実践し、素晴らしい。
社会貢献だと思いますので続けてご活躍ください。」
 
「車が故障し修理が高額のため手放すことにしました。業者がディーラーから搬送を無料でしていただき助かりました。部品が再利用されるとはわかりませんでした。少しでも寄付することが出来て嬉しく思います。」
 
**
この記事を書いているときに83台目の寄付のご連絡が。
「少しでも誰かのやくに立つならー」という嬉しいお言葉をいただきました。
 
協会では、これからコロナウイルスで生活が苦しい方へ向けた車の支援を始めていきます。(https://www.japan-csa.org/blog/archives/1686)車のリサイクル寄付で集まった寄付金は、そういった活動の財源となります。ご自宅・会社で使わずに眠っている車・動かない車がある方、是非協会へご連絡ください。まずは目指せ100台!

【コラム】自分で廃車をする際の手続きと必要書類

2020.06.03

そもそも廃車とはどういう意味なのか

大事にしていた車を手放す時に「廃車」という単語を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。一般的に、廃車とは、自動車の本来の用途における使用をやめ、車の登録を抹消する手続きのことです。また、実際に抹消手続きを行った車両のことを指すこともあります。

車の種別で異なる廃車手続き

廃車手続きには大まかに2種類に分かれています。「車体を解体し、車の登録を永久に抹消する手続き」と「ナンバープレートを返却して一時的に車を乗らない状態にする手続き」です。

また、日本では車の種別が普通自動車と軽自動車でわかれています。そして種別の違いによって廃車の手続きや、呼称が異なります。その違いについてこれから紹介していきます。

普通自動車の場合

まずは普通自動車の場合から説明していきましょう。普通自動車の廃車に関する手続きは各都道府県にある運輸支局で行います。

永久抹消登録

「永久抹消」とはその名の通り、車を永久に使用しなくするための手続きのことです。また、この登録をするには車を解体することが必要となります。後述する一時抹消登録とは違い、この登録を行うと二度と公道を走るための登録をすることができなくなることに注意が必要です。この手続きが完了すると「登録事項等証明書」が発行されます。

一時抹消登録

「一時抹消」は、永久抹消とは違い、今後車を使用する可能性があるけれど、長期間車を使わない期間が発生する場合(長期の海外出張の際など)に行う手続きです。この手続きをすることによって、毎年の自動車税の納付を停められるというメリットがあります。一時抹消中の車は公道を走ることが出来ない点は、注意をしなければなりません。この手続きが完了すると「登録識別情報等通知書」が発行されます。

軽自動車の場合

軽自動車の場合も、普通車の場合と変わらず2種類の手続きがあります。手続きは、各都道府県に設置されている軽自動車協会で行います。それぞれ普通車と手続きの名称が異なっています。

解体返納 (=永久抹消)

解体返納とは、乗用車の場合の永久抹消登録と同じく、永久に軽自動車を使わなくなる手続きのことです。この手続きが完了すると「検査記録事項等証明書」という書類が発行されます。

自動車検査証返納届 (=一時抹消

「自動車検査証返納届」は軽自動車における一時抹消手続きのことです。長期的に車を使わなくなる場合に軽自動車協会へ手続きを行うことで、自動車税の請求をとめることができます。この手続きが完了すると「自動車検査証返納証明書」が発行されます。

廃車をする際に必要な書類

一口に廃車といっても、永久に使わなくする処理と、一時的に使用を辞めるための処理と、2種類の手続きがあることを紹介しました。さて、ここからは自分で廃車手続きをする際に必要となる書類について、それぞれ紹介していきます。

永久抹消登録

以下が永久抹消登録に必要な書類です。この書類をもって各都道府県にある陸運支局に提出することで、手続きを行うことが出来ます。ただ、この手続きには車が解体されていることが必要なため、個人ですべて完結させるのは少しハードルが高いと言えるかもしれません。

・車検証
・所有者の委任状(所有者の実印が押印済みのもの)
・所有者の印鑑証明書(発行日から3か月以内のもの)
・ナンバープレート(前後2枚)
・リサイクル券に記載されている「移動報告番号」の控え
・解体業者からの報告書(解体証明)にある「解体報告記録日」の控え
・手数料納付書 ★
・永久抹消登録申請書 ★
・自動車税・自動車取得税申告書 ★
※★印が付いた書類は陸運局で記入するもの

一時抹消登録

次に一時抹消の際に必要な書類です。永久抹消同様、各都道府県にある陸運支局で手続きを行います。

・車検証
・所有者の委任状(所有者の実印が押印済みのもの)
・3カ月以内に取得した所有者の印鑑証明書
・ナンバープレート(前後2枚)
・手数料納付書 ★
・一時抹消登録申請書 ★
・自動車税・自動車取得税申告書 ★
※★印が付いた書類は陸運局で記入するもの

解体返納 (軽自動車の永久抹消)

続いて、解体返納の手続きに必要な書類です。こちらも普通車同様、車が解体されていることが必要となります。手続きは各都道府県にある軽自動車協会にて行います。

・車検証
・所有者の印鑑
・使用者の印鑑
・ナンバープレート(前後2枚)
・使用済自動車引取証明書
・軽自動車税申告書 ★
・解体届出書(軽第4号様式の3) ★
※★は軽自動車協会で記入するもの

自動車検査証返納 (軽自動車の一時抹消)


・車検証
・所有者の印鑑
・使用者の印鑑
・ナンバープレート(前後2枚)
・自動車検査証返納証明書交付申請書・自動車検査証返納届出書(軽第4号様式)★
・軽自動車税申告書 ★
※★は軽自動車協会で記入するもの

解体届出 

解体届出とは、検査証返納(軽乗用車の一時抹消)をした車を解体したときの届け出です。あとで乗ると思っていたけど、結局乗ることなく廃車にしたいときなどに行う届出で、以下の書類が必要となります。


・所有者の印鑑
・使用済自動車引取証明書
・解体届出書(軽第4号様式の3)

もしも廃車証明書を紛失した場合は?

廃車証明書は一部再発行が可能

永久抹消した際に発行される証明書(登録事項等証明書、検査記録事項等証明書)は再発行が可能です。請求書をそれぞれの事務所で提出することで再発行できます。その際車の情報について記載する必要がありますので、どこかに登録番号と車台番号を控えておくといいかもしれません。

再発行されない書類についての対応

しかし、一時抹消の証明書(登録識別情報等通知書、自動車検査証返納証明書)は原則再発行することができません。とはいえ、「車を再登録して乗れるようにしたい」というときはどうしたらいいのでしょう?
警察へ届け出たうえで、各種書類を取り揃え、陸運支局、軽乗用車協会で申請をする必要があります。永久抹消の書類と比べて、準備することが多いので注意が必要です。

紛失しないよう大切に保管を!

一時抹消の証明書は、車を登録しなおし、公道を走行できるようにするために必要な書類です。前述の通り再発行には手間がかかりますので、紛失することのないよう、大切に保管するようにしましょう。

さいごに

自分で廃車の手続きをするのは色々準備をしなければなりません。また、書類にミスがあると受け取ってもらえないのが自動車手続きの大変なところ。それにかける時間やコストを考えると自動車リサイクルの専門業者に頼んでしまった方が、何かとスムーズです。お住まいの地域に自動車リサイクル業者が営業しているはずなので、是非調べてみてくださいね。

日本カーシェアリング協会では、不要になった車の寄付を集め、その車を活用した被災地支援や交通弱者支援を行っています。

また、車検が切れている車や、故障している車も無償で引き取ることが出来る自動車のリサイクル寄付プログラムを展開しています。

寄付いただいた車は、提携しているリサイクル業者に引き取られ、別の車のパーツや、資源として生まれ変わります。また、業者の査定金額が支援活動への寄付金となり、寄付いただいた車が無駄なく社会のために活用されていきます。お持ちの車の廃車をご検討している方は、是非協会への車の寄付をご検討ください。

車の寄付のお問い合わせは以下のボタンから