富山県と災害時における連携協定を締結しました

2023.07.01

6月30日に富山県と「災害時における被災者等の移動手段の確保に関する連携協定」を締結しました。

災害に関する協定は北陸3県の自治体では初めて、都道府県としては10例目の締結となります。

協定の内容は、災害発生時に車の支援を行う際に、支援を行うための場所の確保と被災者への広報を富山県が県内の市町村と連携して協力いただくというもので、いざという時の支援の迅速化に繋がります。

締結式にて新田知事は、「災害が頻発する中移動手段の確保は県民の安心につながる、ぜひこれを機に連携を深めていきたい」とご挨拶の中で述べられました。

今も各地で線状降水帯が発生し大雨が降り続いていて心配な状況が続いています。災害への備えとして私たちにでできることを一つずつ進めてまいりたいと思います。

当協会の災害時の連携体制づくりについてはモビリティ・レジリエンス・アライアンスページをご覧ください。
https://www.japan-csa.org/action/mobility/alliance.php

●災害に対応するためのクラウドファンディングに現在挑戦しています。より強固な備えのための体制を作っていくために、応援よろしくお願いします。
https://readyfor.jp/projects/japan-csa2023

取手市での車の無償貸し出し支援開始(双葉自治会とタイアップ)

2023.06.14

6月12日、取手市で車の無償貸し出し支援を開始しました。

今回、被害が集中していた双葉地区の自治会と連携して支援を行います。私たちは、車を届け、対応ノウハウを伝え、全体的な管理を行います。自治会は、駐車場の確保・被災された方々への広報・現地での対応に協力いただきます。

初日は6件の貸し出しを行いました。
最初は私たちが対応する姿を見ていただき、次に役員の方と一緒に対応して・・・とOJT形式で一緒に対応を行っていきます。最後の貸出を終えた頃にはすっかり基本的な対応ができるようになっていました。



車を届けることができた方は本当に喜んでくださいました。みなさん複数台車を被災し、苦労されていらっしゃったので、この支援に対してたくさんの感謝の言葉を頂きました。そして、立ち上がってくれた自治会役員の皆さんに対してもとても感謝されていました。



対応いただいた、自治会役員の近藤さんと諏訪さんも
「車を借りていった皆さん、ほっとした顔していて、本当にやってよかった」
と満足げなお顔をされていました。




この取り組みを通して、地域の絆が深まる様子を垣間見ることができ私たちも嬉しく思いました。


被災した自治会と本格的に連携したのは私たちにとって今回が初めてです。今回のケースが、より広域な災害への対応するための地域連携のヒントを得たようにも思います。引き続き双葉自治会の方々と共に対応を続けてまいります。応援よろしくお願いします。



《取手市での災害サポートレンタカー支援概要》

予約申込フォーム:https://www.japan-csa.org/blog/202306disaster

予約専用電話番号:080-9635-4100(10時~16時)

チラシダウンロード

貸出拠点:双葉自治会館(茨城県取手市双葉3丁目31-18)

対応時間:10:00~16:00

※直接ご来店いただいても貸出し対応いたしかねますので、必ず事前にご予約ください

【募集中】

 *車のご寄付
 ①3ヵ月以上車検の残っている
 ②安全な走行に支障がない車(オイル漏れ、エンジン・足回りの不調等がない)
 ③寄付後の車の使途や廃車のタイミングを協会に一任いただける
 詳細・申し込みはコチラから
 https://www.japan-csa.org/benefaction/car.php

*活動資金のご寄付
 Yahoo!募金の専用ページからご支援いただけます。

*クレジット・お振込みでのご支援はコチラ

*マンスリー・カーシェアサポーター
 明日の災害に備える仕組みに向けて毎月のご支援です。
 https://readyfor.jp/projects/jcsamonthly

●ふるさと納税による支援

●車の運搬ボランティア

●現地で臨時職員として対応いただける方
今回の災害に限らず近隣の地域で災害が発生した時

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青森県と災害時における連携協定を締結しました

2023.05.30

5月30日に青森県と「災害時における被災者等の移動手段の確保に関する連携協定」を締結しました。協定の内容は、災害発生時に車の支援を行う際に、支援を行うための場所の確保と被災者への広報を青森県が県内の市町村と連携して協力いただくという内容です。

締結式にて館環境生活部長は、「この度の協定締結は、被災された方々への支援の充実につながるものとして、誠に喜ばしい限りであり、今回のお申し出に、深く感謝いたします。」とご挨拶の中で述べられました。

青森県では昨年の8月豪雨の際に鰺ヶ沢町で鰺ヶ沢町社会福祉協議会と連携して支援活動を行いました。支援を通してできたご縁から、次の災害への備えの取組をしっかり進めることができで本当に良かったと思います。

先日から大きな地震が続き、大型の台風も発生しています。G.W明けから2つの支部設置、災害対応人材BANKプロジェクトの立ち上げ、本件を含めて3つの協定締結を行い、備えの動きを加速させています。今、できることを引き続き取り組んでまいります。

当協会の災害時の連携体制づくりについてはモビリティ・レジリエンス・アライアンスページをご覧ください。

全国4拠点目となる「静岡支部」がOPENしました

2023.05.23

5月22日、晴天の空の下、静岡県富士市に日本カーシェアリング協会静岡支部がOPENしました。

この日はお披露目式を行い、支部設置にご協力いただいた関係者並びに地元でご縁頂いた方々にお集まりいただきました。

 

 

昨年の台風15号支援の時からお世話になっている静岡県社会福祉協議会様。静岡県内で支部設置を検討していたときから相談に乗っていただいており、主催されている支援連絡会でプレゼンの機会をいただいたことが富士市で設置できたきっかけとなりました。

その支援連絡会での発信を受けて、地元で具体的な調整を進めてくださり、候補地をご提案いただいたのが富士市社会福祉協議会様でした。

そして、富士市社協様のご紹介でご縁をいただきましたふじかわコーポレーション様。自社の土地を我々にお貸しいただいたことで静岡支部を設置することができました。

他にも、富士市防災危機管理課様、富士市災害ボランティア連絡会様、こはる行政書士事務所(富士市)山本先生にもご参加いただき、皆様に見守られながら開所することができました。温かい歓迎と期待のお言葉をいただき、こうして静岡での活動をスタートすることができました。

静岡県は令和3年熱海土砂災害、令和4年台風15号と2年連続で災害支援を実施してきました。このたびの支部設置にて、今後静岡近郊で災害が発生した際には、より迅速に支援を行える体制が構築できたと思います。

 

ご協力いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。そして、支部設置においてご支援いただいておりますトヨタ・モビリティ基金様、並びにオフィスとして使用させていただくキャンピングトレーラーを無償貸与で協力いただいた特定非営利活動法人キャンパー様にも改めて御礼申し上げます。ありがとうございます。

 

平時からもしっかり静岡支部を盛り上げて、皆様の期待に応えられるように頑張ってまいります。

当日の様子は地元メディアが紹介していただきました。当日の様子など垣間見ていただけます。

・テレビ静岡

・SBSテレビ

・NHK

静岡支部では、各種カーリースの受付を開始しました。静岡近郊の皆様ぜひお気軽にご相談ください。

各カーリースについて詳しくはコチラ

 

《日本カーシェアリング協会 静岡支部》

〒421-3305 静岡県富士市岩淵751−1

TEL:0225-22-1453

問い合わせフォーム: https://www.japan-csa.org/blog/contact

※不在の場合が多いのでお越しいただく際はあらかじめご連絡ください。

※当面の問い合わせは、石巻本部で承ります。

 

日本カーシェアリング協会では、災害時の備えや寄付車を活用した支え合いの仕組みを広めるために支部設置を進めています。協力者と場所が確保できれば積極的に進めていきたいと思っています。当協会を誘致したいと思っていただける自治体・団体・個人の方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください。


栃木支部がOPENしました

2023.05.12

5月10日、栃木県栃木市に栃木支部がOPENしました。

栃木支部の外観。Moto Pit Sakamakiさんの2階です。看板が目印です。

数日前まで雨の予報だった天気を微塵にも感じさせない晴天の中、開所記念式典には、関係者の方々にお集まりいただきました。

大川栃木市長、栃木県 梁木室長、トヨタモビリティ基金 石川事務局長、吹上地区まちづくり協議会 酒巻会長から祝辞をいただきました。

司会でご協力いただいた中居様の「栃木支部オープン」の掛け声で、皆様に見守られながら事務所開きを行うことができました。

開所式典の最後には、栃木支部の第一号の利用者として蔵の街たんぽぽの会様が災害時返却カーリースを契約していただき、その出発を皆さんで見送りました。

令和元年東日本台風支援の際には多くの栃木の方々に支えられて活動を行いました。
そのご縁と関係は支援終了後も育まれ、ありがたいことに、栃木の方々が車を寄付してくださったり、
運搬に協力いただいたり、昨年の8月には栃木市、今年の1月には栃木県と協定を締結させていただきました。
トヨタ・モビリティ基金様の支援で支部設置を進めることができた時、
支部設置に向けて、チームカーシェア栃木が自然発生的に現地に生まれ、場所をお借りすることになった酒巻様方との出会いがあり
今回支部設置を迎えました。

令和元年東日本台風の時からずっと活動を応援してくださり支部設置にも多大なる尽力をいただいた五十嵐自動車の五十嵐さん(左)、私たちの活動を深く理解いただき応援いただいている広瀬議員さま(中央)、埼玉から駆け付けてくださったヴィッツ提供者の竹内さま(右)。
栃木支部の小林です。令和元年東日本台風の災害支援での対応に引続きの対応となります。よろしくお願いします。

多くの方に支えられ設置させていただいた栃木支部を北関東の支え合いの拠点として、
これからしっかりと盛り上げていきたいと思います。

栃木支部では、各種カーリースの受付を開始しました。栃木近郊の皆様ぜひ気軽にご相談ください。各カーリースについて詳しくはコチラ

《日本カーシェアリング協会 栃木支部》
〒328-0125 栃木県栃木市吹上町1300−3 2F
TEL:0225-22-1453
問い合わせフォーム:https://www.japan-csa.org/blog/contact
※不在の場合が多いのでお越しいただく際はあらかじめご連絡ください。
※当面の問い合わせは、石巻本部で承ります。

日本カーシェアリング協会では、災害時の備えや寄付車を活用した支え合いの仕組みを広めるために支部設置を進めています。協力者と場所が確保できれば積極的に進めていきたいと思っています。当協会を誘致したいと思っていただける自治体・団体・個人の方がいらっしゃいましたら気軽にご連絡ください。