九州北部豪雨支援 現地報告(7月14~18日)『車が足りない!』

2017.07.20
15日に九州入りし、現地での活動を開始しました。
現場での動きについてご報告いたします。
【7月14日】
私達が現地入りする前日、今回の私達の九州北部豪雨支援における最初の車両として、オートスタッフ北九州様がスバルR2を提供いただきました。私達が支援の要請を発信した際、真っ先に清水社長が協力を申し出てくださったのです。
熊本地震支援の初動の際、協力してくれていた九州大学の明石君が車を引き取りに行ってくださり提供を受けました。
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【7月15日】
午後にスタッフの石渡と吉澤で福岡空港に到着後、明石君とR2と合流し、朝倉市の避難所に向かいました。山田地区で被災された方から車の要請をいただいており、話を伺いに行きました。
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(移動に関しては先日、㈱カシムラ様から提供いただいたスマホホルダーが大活躍でした)
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避難所の一階で待ち合わせしたその方は、里帰り出産で帰省中に被災されたとのことでした。
被災されたご実家、軽自動車と軽トラを写真で見せながら状況を説明いただきました。
車が必要なため、今、レンタカーを借りて過ごされていらっしゃるようでした。
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(見せていただいた写真)
一通り説明させていただき、準備が整い次第真っ先に車を届けることになりました。
避難所を後にし、市役所、九州北部豪雨支援者情報共有会議に参加し、本格的に支援を開始する旨説明させていただきました。
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(朝倉市役所)
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(九州北部豪雨支援者情報共有会議)
【7月16日】
朝5時頃出発し、カーシェアリング協会の母体団体でもあるOPEN JAPANがベースを構える東峰村に向かいました。OPEN JAPANの朝のミーティング前に、色々とメンバーとミーティングを行うためにです。
何かあればいつも集う顔なじみのボランティアの方々もいらっしゃり、メンバーとも東峰村の状況とこちらの支援体制の状況や現場での動きについて情報共有できました。
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(OPEN JAPANのミーティングの様子)
OPEN JAPANのミーティングの後は、OPEN JAPANとして色々と連携させていただいている東峰村社会福祉協議会にご挨拶と取り組みの説明をさせていただき、社会福祉協議会のミーティングに参加させていただきました。
3連休の初日ということもあり、ボランティアの受け入れについて想定される状況と対応について、OPEN JAPANの緊急支援責任者のひーさーから色々とサポート提案がされていました。
【OPEN JAPAN】
※今OPEN JAPANではKEEN JAPAN様の協力の下、集まった寄付と同額支援いただくマッチングペイを実施しています。詳しくはこちら:http://blogjp.keenfootwear.com/?p=13382
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東峰村社協局長 挨拶.JPG
(東峰村社会福祉協議会 栁瀬事務局長)
地元の消防団員として連携させていただいている東峰村村議会議員の柳瀬光弘さんもご紹介いただき、現地を色々とご案内いただき、東峰村の渋谷村長にもご挨拶と日頃の御礼とカーシェアの事業説明をさせていただきました。
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(渋谷村長にご説明させていただいている様子。右が栁瀬さん)
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OPEN JAPANの活動現場では学生ボランティア達のIVUSAが、総勢100名近く現場に入ってくださり、若い力を思う存分発揮されていました。助さんを隊長とする重機チームが今日も大活躍の様子でした。
【IVUSA】
【ヒューマンシールド神戸】※助さんの活動
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東峰村の次は添田町に向かいました。現地入りし活動していたレスキューアシストのタケちゃんを訪ね、状況を確認し添田町社会福祉協議会さんをご紹介いただきました。
【レスキューアシスト】
添田町社協 説明.JPG
タケちゃんが関わっている床上浸水されたご自宅の現場に案内していただいたところ、最初に車を提供いただいた清水さんがその床下に偶然いらっしゃり、今回の協力の御礼を直接お伝えすることができました。
IMG_8687.JPG清水さん×たけさん.JPG
添田町の後は、日田市に向かいました。現地入りし活動していた愛知人の赤池さんを訪ね状況を確認しました。
すぐに日田市の社会福祉協議会さんに繋いでいただき、カーシェアの支援事業についてもご説明することができました。
【愛知人】
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その後日田市役所に行き、カーシェアの支援事業の説明をし、避難所等でのチラシの掲示など了解をいただきました。
日田市の後、朝倉市に行き、前日に立ち寄れなかった社会福祉協議会を訪問し、カーシェアの事業について説明を行いました。
その後、朝倉の被災現場の確認をしていきました。
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【7月17日】
災害NGO結のトム君から、「朝倉市の黒川地区の方々がヘリで非難されてまだ自宅に戻れていない状況で、当然車もなく、カーシェアに関心のを持っていただいている方がいる」との連絡があり、早速黒川地区の方々が避難する避難所に朝から向かいました。
【災害NGO 結】 
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この方は、東日本大震災の支援活動を過去されており、なんと石巻のカーシェアリングについて知っていたのでした。15日に私たちが参加した支援連絡会にもオブザーバーで参加されていて、カーシェアリング協会が現地入りしたことを知り、私達が会議半ばで退出して連絡取れなかったところ、現地コーディネートを行っているトム君に相談したとのことでした。
そういった状況でしたので、話はトントン拍子にすすみ、支援が必要な方々が多いということもあり、この避難所でシェアリングで3台使用いただく事になりました。
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(申込に記入いただいている様子)
黒川地区での手続きを終えたと同時に、肥木地区の東林田という地域でもシェアリングのニーズがあるとトム君から連絡があり、すぐに駆けつけました。
公民館で副区長さんと話をさせていただき、そこで軽トラ2台でシェアリングしていただく事になりました。
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2つの現場での対応を終えた後、それぞれの現場をコーディネートしていただいたトム君と肥木地区で活動する日本財団の黒澤さんと合流し、状況について共有させていただきました。
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この日は、その後熊本に飛びました。熊本日日新聞に車募集について相談させていただき、協力いただけることになったのでその取材を受けました。熊本地震の際は、近隣の県等を中心に41台の車が集まりましたので、今回も近隣の県から熊本に車を集めていきたいと思っています。
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【7月18日】
15日に準備できていなかった申込みの書類について、貸し出し予定の方にご記入いただき、その後オートバックス様の協力で石巻から車が届く受け入れの調整で動き、吉澤は一旦九州を離れました。現地ではスタッフの石渡が月末まで残り、以降は石巻のスタッフが交代で現地入りし対応を進めていきます。
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真っ先に現地入りし活動を行う各支援団体の仲間や先輩達のおかげで、スムーズに状況把握や必要な方々への支援を行う準備ができました。ありがたく、且つ頼もしい方々だと改めて感じた日々でした。
現地入りした結果、車の支援ニーズが思った以上に大きいことがわかりました。
また、その後も続々と車のニーズをいただいています。
車が足りません!
車をもっと集めたいと思いますので、応援よろしくお願いします!
<募集内容>
●軽自動車
 ・車検が3カ月以上残っている車両
 ・車の活用に関しては、こちらに一任いただける方
※登録が簡易でいち早く届けることができ、女性や年配の方でも安心して活用いただけるため、軽自動車に限定させていただきます。
※当協会へ名義変更を行った上で、活用させていただきます。
※現地への車の運搬は可能ならお願いしたいです。難しい場合は可能な限り対応しますのでご相談ください。
※活用概要(チラシ):kyushugou-support.pdf
●支援金
・無料で貸し出すための車の維持費や現地で活動するための活動費に充てさせていただきます。
ゆうちょ銀行:記号:02220-9 番号:120559
(店名 二二九 店番229 当座 0120559
口座名:「一般社団法人日本カーシェアリング協会」
★Tポイント、クレジットで寄付いただける「Yhoo!ネット募金」
●現地ボランティア
・1週間以上の常駐いただける方 or 週数回程度車の運搬に協力いただける方
・内容は車の運搬及び貸し出し対応等
・宿泊などはボランティアベースを無料で活用いただけます。
【問い合わせ先】
担当:西條・石渡
TEL:0225-22-1453
e-mail:teikyou@japan-csa.org

石巻で軽自動車提供いただきました!

2017.07.15
一昨日、河北新報さん、石巻かほくさんに
「軽自動車5台募集」の記事を掲載していただきました。
そして今日、石巻市内にお住まいの方から
「軽自動車を提供したい」というお電話をいただきました。
早速車を引き取りに伺いました。
お宅にお邪魔してお話しをお伺いすると
おばあちゃんが乗っていた車の提供でした。
高齢のため片目がほとんど見えない状態になってしまい、
運転は危ないから…と家族に数か月前から運転しないようにと言われ、
納屋にほこりをかぶった車が置いてあるだけだったそうです。
電話をくれたのは少し離れたところに住む娘さん。
新聞記事を見て家族、親せきとも相談の上提供を決めたそうです。
娘さんがお話をする隣で少し名残惜しそうな表情のおばあちゃん。
ただ、このおばあちゃんすごいんです!
還暦を過ぎて誰にも相談せずに自動車学校にこっそり通い、免許を取得。
(近所の方にもばれないようにあれこれ工夫をしてたとか…)
さらに新車を購入し、家族全員を驚かせる!というエピソードが飛び出てきました!
(この日の前日も桃の木に登り、枝を切ってたそうで…)
親戚の方に譲るという話も出ていたそうですが、
困っている方々のお役に立てるならば、その方がいいと
みなさんで話して決め、
ドキドキしながらお電話をくださったそうです。
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↑午前中のうちに洗車をしてくださいました。
ピカピカになった車にカーシェアのステッカーを貼ってもらいました。
かわいい、かわいい、と大絶賛。
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↑名残惜しそうに車をなでる提供者のおばあちゃん。
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↑お気持ちと車は被災地へ届けます!
車は明日までの募集となります。
ご連絡お待ちしてます。
さっと

熊本支援、3ヵ月目のご報告。

2016.07.16

熊本の地震から3ヵ月。
石巻と熊本を往復しながらだと、なかなかオンタイムで報告できていなかったのですが、3ヵ月という一つの節目に、皆様から頂いた温かいご協力と被災地で生まれた笑顔をご報告させていただきます。※ご協力いただいた方の名称は全て敬称を略してご紹介させていただきます。
●私達の呼びかけに応じてたくさんの方々が車を提供してくださいました。
九州の近隣の県の方々を中心に呼びかけを行ったのですが、関西や関東方面から車を届けてくださる方々もいらっしゃいました。また、営業車や販売車、リースアップした車などの車を提供していただく企業様などもいらっしゃいました。車の運搬にも多くのボランティアの方々が協力してくださいました。
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<車両提供にご協力いただいた企業様>
【モータースパイステツ】
http://www.goo-net.com/usedcar_shop/1120002/showroom.html
【住吉車両】
http://www.goo-net.com/usedcar_shop/0802548/stock.html
【(有)ひだかビルシステム】
http://www.hidaka-builsystem.jp/
【㈱イワテック】

ホーム


【住友三井オートサービス㈱】
https://www.smauto.co.jp/
【㈱セディナ】
http://www.cedyna.co.jp/
【㈱セディナオートリース】
http://www.cedyna-al.jp/
●呼びかけにも様々な方々がご協力いただきました。
九州中を巡りながら、車両提供の呼びかけを行いましたが、その呼びかけをたくさんの方々がSNS等でバックアップしてくださいました。また、特設サイトや会社をあげて広報に協力いただく企業様もございました。
【J-tipsさんに特設サイトを作成いただきました】
http://www.carsharing360.com/kumamotohe/
【日本ミシュランタイヤさんも呼びかけを発信してくださっています】
http://www.michelin.co.jp/JP/ja/news/20160713.html
●石巻の阿部勝自動車さんが10台、石巻から熊本に届けてくださいました。車両運搬に㈱ゼロさんが協力してくださいました。
東日本大震災の時、約450台被災されたそうなのですが、その時九州の方々にもご支援いただいた恩返しをしたいと、店舗で活用している試乗車や下取車などを集め、整備し直し、3ヵ月分の自動車保険も付けて提供してくださいました。
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【阿部勝自動車工業㈱】
http://www.abekatu.co.jp/
【㈱ゼロ】
http://www.zero-group.co.jp/
●みなさまから提供いただいた車を、3ヵ月無償で被災者の方々に貸し出しています。
※当初無料期間を1ヵ月としましたが、阿部勝自動車さんから被災した時の1ヵ月ってあっという間だったなぁというお話があり、3ヵ月に無料期間を延長しました。
車を被災された方、震災で経済のバランスを崩し車検時期の車を手放さないといけない状態になった方、避難生活や生活再建のために車が必要な方、みなさん様々な事情をお持ちだったのですが、車を届けると本当に喜んでくださいました。
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●支援団体からも相談を受け、支援活動に活用いただいてます。
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<車を貸し出している支援団体>
【よか隊ネット】
http://yokatainet.com/
【レスキューアシスト】
http://rescue-assist.net/
【愛知人】
http://ai-chi-jin.lolipop.jp/
【南阿蘇よみがえり】
https://www.facebook.com/groups/887238314735632/
【セカンドハーベストジャパン】
http://2hj.org/
【OPEN JAPAN】
http://openjapan.net
●オートバックスセブンさんは、ピカピカの軽トラ5台を提供してくださいました。
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【オートバックスセブン】
https://www.autobacs.co.jp/ja/index.php
●軽トラ・軽バンは需要が高いため、その地域の支援団体と被災者が共同で使用いただいてます。
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●以下、現在の状況です。
貸し出し件数(のべ):40件
取り扱い車両台数:38(名義変更中含む)
地震だけでなく、大雨の影響で車を被災された方からも相談を受けており、現在、まだ8名の方が車をお待ちいただいている状況にあります。
●様々な報道機関に活動を取り上げていただき、また、協力の呼びかけにご協力いただきました。
http://jcsa.blog.fc2.com/
●みなさまからのご寄付に加えて、Yahoo!基金様、日本財団様から助成をいただく事ができました。
【Yahoo!基金】
http://kikin.yahoo.co.jp/
【日本財団】
http://www.nippon-foundation.or.jp/
●現在、OPEN JAPANが運営する『阿蘇ボランティア支援ベース』を拠点に、熊本での常駐スタッフ1名と様々なボランティアの方々に協力いただきながら活動を進めております。
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(満月屋さんが車の青空点検をしてくださり、エンジンオイルをルート産業㈱様から提供いただきました。)
【満月屋】
http://ameblo.jp/mangetsuya35/
【ルート産業㈱(モリドライブ)】
http://www.rootsangyo.co.jp/
●状況を見ながら活動を進めておりますが、まだまだお待ちいただいている方がたくさんらいっしゃる状況もあり、継続して取り組みを進めてまいります。また、今回建設されている仮設住宅の課題の一つが場所の不便さにあると思っています。移動に困る方がたくさん出てくると思うので、必要に応じてカーシェアリングによるサポートも行っていけたらと思っております。
引き続き応援よろしくお願い申し上げます。
≪軽自動車の募集≫
熊本支援で活用させていただける車を募集しております。
条件:・軽自動車
    ※登録が簡単で、女性や年配の方の足としてスムーズに活用できるため。
   ・九州内で車を受け取れる方(車を運搬いただける方)
    ※運搬の際は、運搬費用についてもご負担いただける方
(高速道路無料通行証を使用できる間は使用いただけます。)
   ・車検が3カ月以上残っている車両
   ・車の活用に関しては、こちらに一任いただける方
備考:事前に名義変更を行ったうえで、活用させていただきます。
お問合せ:teikyou@japan-csa.org 0225-22-1453
≪寄付の募集>
取り組みを円滑に行うための寄付を募集しております。
ゆうちょ銀行:記号:02220-9 番号:120559
(店名 二二九 店番229 当座 0120559)
口座名:「一般社団法人日本カーシェアリング協会」
※メールニュースでご案内させていただいたKEENマッチングペイは、おかげさまで目標金額に達することができました。この取り組みを含むOPEN JAPAN熊本支援活動全体の財源として活用させていただいております。http://blogjp.keenfootwear.com/?p=9126

九州での活動報告(4月22日~25日)

2016.04.30

九州から石巻に戻ってきてから、なかなか時間が取れなかったのですが、
22日から九州入りし、そこで取り組んだこと、現場の様子など遅くなりましたがご報告いたします。
まずは、車の提供について・・・
熊本の被災者の方Sさんから電話を受けて、19日車募集の呼びかけを行ったところ、翌日鹿児島市内の車屋さん(モータースパイステツさん)から車の申し出の連絡がありました。早速、Sさんに連絡したところ、すごく喜んでくださり、しかもなんと母方の実家(鹿児島市)へ避難されるところとのことで、鹿児島市内での引き渡しの調整を行いました。
4月22日に福岡から九州に入り、様々な現場で調整を行いながら24日に車の貸し渡しのための顔合わせを行いました。(名義変更に少し時間を要すため、ひとまず顔合わせと貸し出すための手続きを行いました)
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(左:車両を提供してくださるモータースパイステツの山口代表、右:石巻の事務所に連絡をくださったSさん)
今回、モータースパイステツさんから、なんと3台も提供いただくことになりました。しかも、ムーブとジムニーは車検を通して、ワゴンRも基本的な点検整備を行ったうえで提供いただけることに。
スズキ ワゴンR
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ダイハツ ムーブ
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スズキ ジムニー
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山口さんは
「東日本大震災の時は、寄付くらいしかできなかった。今回の取り組みを見て、自分の出番が来たと思って連絡を取りました」
とおっしゃってくださいました。
Sさんも
「こんな、いい車を本当にありがたいです」
涙ながらに喜んでくださいました。
事務所の中で、お二方に私どもの取り組みについて改めて説明し、貸し渡しのための申込用紙などをSさんに記入をお願いしたところ、名前を途中まで書いて、そこから書き進めることができずに
「すいません、ほっとしすぎてペンが握れなくて・・・」
熊本の方々の張り詰めた気持ちと車を届けることで与える安心感を知りました。
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(今回の活動をサポートしてくれている愛ちゃんが代筆で申込書を書いている様子)
Sさんには、ワゴンRを1か月無料で使っていただくことになりました。
名義変更終了後、直接車を受け取って活用いただきます。
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今回の貸し出しの動き以外に、3日半九州を巡りながら様々な調整を行っていきました。
<周辺県での拠点づくりと車集め>
私たちの作戦は、こうです。
1.周辺の県で車を集め、熊本で活用する。
2.そのために各種手続きと車を保管するための拠点を各県に作る。
3.効率よく一気に車を運ぶ。
私たちの活動に協力してくれた九州の方、ということで福岡の愛ちゃんと大分の雪ちゃんが思い浮かび、連絡を取ると二つ返事で了解いただきました。
ということで、まずは福岡で愛ちゃんと合流し、そのあと大分で雪ちゃんと打ち合わせを行いました。
そして、一緒に地元の新聞社に車集めの呼びかけを行ってくださいました。
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(左:愛ちゃん、右:雪ちゃん)
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西日本新聞(福岡):カーシェア用の車、無償提供呼び掛け 被災者へ貸与
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/for_earthquake_supporter_raising/article/241630
大分合同新聞(大分):被災者へ軽自動車無償提供呼び掛け カーシェアリング協会
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/04/26/132753059
これらの紙面を見ていただいた方から申し出をいただき、現在山口様からの車以外にも5台の車の手続きを進めているところです。
<現場視察と避難所での広報>
湯布院、南阿蘇村、益城町のそれぞれの現場を実際に歩き、避難所で被災者の方や運営者の方と意見交換を行いながら、私たちの取り組みを紹介したり、取り組む内容について調整を加えていきました。
今回の取り組みのチラシ(避難所掲示用)
※イラスト協力:Fumio Obata http://www.fumioobata.co.uk/
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【湯布院(22日)】
湯布院は、瓦が落ちたり、半壊の建物が数件あったり、水道が一部復旧していない場所があったりしましたが、観光シーズンであるGWに向けてその復旧を待ち一丸となって進めていて、後で尋ねた熊本の被災地と比べ収束に向かっている印象を受けました。ただ、昨日も震度5の地震があり、心配でもあります。
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【南阿蘇村(23日)】
南阿蘇村では立野地区、長陽地区で大きな被害を受け、うち立野地区では避難所が土砂崩れの危険性のある場所だったため、大津町に移動されるなどしていました。
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(電気が安定供給されないため、発電機で信号を動かしている様子)
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南阿蘇村の避難所では、避難所の運営をされている方に話しかけたところ、宮城県栗原市から助っ人で来られている方で、関東・東北豪雨での活動をご存じで、すぐに担当者につないでくださり意見交換を行うことができました。
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南阿蘇村の「丸葉山地区」の方とご縁をいただき訪ねたところ、今回の地震で電力の自給の必要性について痛切に感じ、地域コミュニティで発電機を手に入れて防災に備えようとしている場に居合わすことができました。ちょうど私たちが、独立した自然エネルギー発電で電気自動車を充電し、防災に備える活動を行っているため、先日作成したガイドブックをお渡しし、それを見ていただきながら、説明させていただきました。
発電機を設置するための募金活動を始められたので、よければ応援してください。
●南阿蘇・おいしい丸葉山
http://blog.goo.ne.jp/minamiaso_maru/e/c36bbb7fe44d20e5b2c80e58694c447f
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【益城町(23日)】
益城町では、震源地ということもあり、一部の場所では壊滅的に建物は倒壊していました。OPEN JAPANの助さんをはじめとする重機ボランティアが倒壊家屋の貴重品の救出活動を行っていました。災害対策本部でも意見交換を行うことができました。
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【熊本市内(24日)】
熊本市内は時間の関係上ゆっくり回れなかったのですが、支援団体の連絡会議に参加し、支援活動への車の貸し出しについて話をしてきました。
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<OPEN JAPAN 緊急支援 打ち合わせ>
日本カーシェアリング協会はOPEN JAPANの活動として取り組みを進めており、特に今回の熊本地震の件は緊急支援チームと連携を取りながら進めてまいります。
先発で熊本入りしている、助さん、がってんさん、とーるさんなどの諸先輩方と連絡を取り合いながら、すでに連携の始まった地元の方々とこれからのことについて打ち合わせを行いました。
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OPEN JAPANとして、サポート・連携を行う「南阿蘇よみがえり」のピカレ君(右)とその立ち上げサポートを行ったガッテンさん(左)
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夜のMTGの様子
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名義変更を終えた九州内の車を熊本に運搬するためにGWの後半に熊本入りする予定をしています。
以下の協力を募集します。
どうぞご協力よろしくお願いします!
ご連絡先:teikyou@japan-csa.org  0225-22-1453
1.車の募集(まだまだ足りてません)
3か月以上車検の残っている軽自動車(九州で受け取ることのできるお車)
詳しくは:https://www.japan-csa.org/blog/report/please/2016/04/19/572/
2.車の運搬ボランティアの募集
熊本の近隣県で集めた車を熊本まで運搬協力いただける方
3.長崎・佐賀・宮崎・熊本でのサポーターの募集
長崎・佐賀・宮崎・熊本在住で車提供者との手続きのサポートや車の引き取り等のお手伝いいただける方
4.寄付の募集(同額をKEEN様から追加で寄付)
日本カーシェアリング協会はOPEN JAPANのプロジェクトとして展開しており、
この度の熊本緊急支援においてKEEN様からOPEN JAPANの支援活動
の一つとして『マッチングペイ』による支援をいただけることになりました。
マッチングペイとは、みなさまがオープンジャパンにご寄付頂いた金額と
同額をKEEN様がさらに寄付するという仕組みです。
こちらを財源に他の緊急支援と連携しながら熊本支援に取り組んでまいります。
【詳しくはKEEN様のブログをご参照ください】
http://blogjp.keenfootwear.com/?p=9126
【お振込みいただく際の留意点】
*お振込み時にご入力いただくお名前の最後に、「キーンブログ」と入力してく
ださい。
例)タナカ ハナコ キーンブログ
【寄付金振込先 *ゆうちょ銀行→ゆうちょ銀行へのお振込】
■振込先:ゆうちょ銀行
■記号:02250-5
■番号:126661
■口座名:一般社団法人 OPEN JAPAN
【寄付金振込先 *他銀行→ゆうちょ銀行へのお振込】
■振込先:ゆうちょ銀行
■店名:二二九(ニニキユウ)
■店番:229
■預金種目:当座
■口座番号:0126661
■口座名:一般社団法人 OPEN JAPAN(イツパンシヤダンホウジン オ-プンジヤパン)