活動レポート
REPORT

ケンさんとMさんとジャパンプラットフォームさんのご協力

2012.02.17

今年に入り、私達が頭を悩ませていたのは、くるま基金の資金不足でした。
車はガリバーさんをはじめ沢山の申し出をいただき、ある程度確保できました。
しかし基金が集まらないために提供できない車両が10台以上出てきたのです。
そんななか、奇跡のような出来事がありました。
1月14日のレポートで嬉しいことがあったと書きました。
https://www.japan-csa.org/blog/report/media/2012/01/14/192/
それは、Mさんという個人の方がくるま基金に100万円の寄付を入れてくださったのです。
ボランティア支援ベース絆で写真プロジェクトを推進するケンさんに昨年末、
基金の不足について相談していたら、「少し知り合いを周ってお願いしてみます」
と言って、この現状を伝える旅に年末・年始全国行脚の旅に出てくれたのです。
そのケンさんが声をかけてくださった方のお一人がその高額寄付を入れてくださったのです。
その方は体調を崩し、仕事を休まれ、入院生活を送る中で、震災で被災された方々が、
本当に大変な状況の中前を向いて立ち上がっている姿に勇気をもらい「自分も頑張ろう」
と思い、リハビリに励み、今は少しずつ仕事を始めることができるようになりました。
その事に感謝の気持ちを届けたいという想いで今回ご寄付をいただきました。
本当に有難いです。
このお話をいただいてから2週間程経った頃にもう一つありがたいお話をいただきました。
昨年10月から12月まで助成いただいたジャパン・プラットフォーム様から再度2月から4月まで
助成いただける事になったのです。
ジャパン・プラットフォーム
http://www.japanplatform.org/
その助成いただける内容が、事務局の人件費となんと『20台分のくるま基金』です。
スゴイです!
本当に感謝です。
ただ、助成いただけるくるま基金の中の保険料は助成期間内に一括で保険会社に支払いのできる
分のみとなります。
私たちは11月に所有した車両が10台を超え、保険料を節約するために保険会社と
フリート契約を結びました。私達が保険会社に一括で支払えるのはその契約した11月5日
までの保険料になります。
くるま基金は1年間の保険料をお付けする事をお約束しているので、契約日以降の保険料が
必要になります。
ですので、約4か月(11月から2月)の想定保険料として、今回Mさんが寄付してくださった
くるま基金を1台につき3万円×20台分(合計60万円)をそれに充てさせていただこうと思います。
これでしばらくは、必要な方にお待ちいただく事なく車をスピーディに提供する事ができます。
そして、私たちも提供する事に専念して取り組めます。
肩の荷が下りました。
ケンさん
Mさん
ジャパン・プラットフォームさん
本当にありがとうございます!
たくさんの方の喜びにつながるようなカーシェアリングを実現できるように頑張りたいと思います。

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