活動レポート
REPORT

姫路から塩富町へ イプサムでカーシェアリング

2011.12.19

流留の千葉さんのご紹介で塩富町の区長さんの千葉さん(同じ名前です)からご連絡いただきました。
少し大きめの車を区の皆さんと一緒に使いたいとのことで早速お話を聞きに伺いました。
塩富町は津波もそうですが、その後の冠水被害が大きく、震災後も多くの車が塩水につかり、多くの方々の車が故障してしましました。
区長さんの奥さんは保育園をされており、その保育園で使っていたマイクロバスも津波でなくなり、行事で子供たちと移動するときは親御さんたちに車を出して頂いているそうです。
保育園の子供たちの移動にも、その車を使えたら…ということでした。
ちょうど先日取り上げていただいた関西テレビの放送を観て、姫路の行政様から7人乗りのイプサムの提供のお話をいただいていた所だったので、その車を紹介すると、サイズも大きすぎず、とても喜んでくださり、車両が決定しました。
20111218125101.jpg
少し走行距離を多く走っている車だったので、車の調子を見ていただくのに、あの15名で先日姫路から石巻まで来てくださった日本工科専門学校さんが点検してくださることになりました。
学生整備プロジェクト
学生整備プロジェクト【日本カーシェアリング協会】
日本工科専門学校
http://www.seigaku.ac.jp/
P1040694.JPG
写真は保育園を背景に区長の千葉さんです。
じつは、私は姫路で生まれ育った人間でして、こうした姫路の方々の参画が本当に嬉しいです。やっぱり故郷って特別なんですね。
どんなに被害を受けた場所でも、この場所で再建する、この場所で生活する、と強い決意で、その場所にこだわりを持っていらっしゃる多くの方々と今まで出会いました。
その「特別な想い」を大切にしていける活動をしていきたいと思います。
石巻市は道路も狭く、小さな車を運転される方が多いです。
特に津波の被害を受けたここ石巻では引っ越しや荷物を運んだりする機会が多いです。
でも、区や町に1台こうした大き目の車があれば、その地域に住んでいらっしゃる方は何かと便利なのではないでしょうか。
先日不動町でも区で軽トラの利用の申し出をいただいたところでした。
町の中に一台。
みんなで使える車、僕らは提案していきたいと思います。

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