活動レポート
REPORT

【応援団に見守られ、丸森町様と協定を締結】行政・町民・支援団体が一体となる支援体制へ

2026.04.06

2026年3月27日、日本カーシェアリング協会は、宮城県丸森町様と「災害時における被災者等の移動手段の確保に関する協定」を締結しました。
自治体との協定締結は今回で28例目となります。宮城県内では、宮城県、石巻市に続く3自治体目で、町としては全国初の締結です。

今回の協定締結の背景には、令和元年東日本台風で丸森町が被災した際の支援活動があります。当協会が支援に入ったことをきっかけに、丸森町には「架け橋ドライバー」や車の寄付等を通して当協会を熱心に応援してくださる町民の皆様とのつながりが生まれました(以下、感謝の気持ちを込めて「応援団」と呼ばせていただきます)。

そのご縁から、本年1月には代表理事・吉澤の講演を企画いただきました。講演会には保科町長をはじめ多くの自治体職員の皆様にもご参加いただき、それを契機として協定締結に向けた協議が進みました。

丸森町で講演を行う代表の吉澤。画像は「熱中小学校 丸森復興分校 powered by Korobocl nomad」Webより引用

そうした経緯もあり、応援団の皆様に協定の締結をご報告し、締結式へご案内させていただいたところ、みなさん大変喜んでいただき、代表して4名の方がご参加いただきました。なんと、当日は、これまでチャリティで購入いただいたTシャツやピンバッジ等カーシェアグッズをみんなで身に着けてご参加くださり、皆さんの応援の気持ちがあふれ出るその様子に、嬉しく思いました。

そんな今までにない温かな雰囲気の中、協定式が執り行われたのでした。


あと、今回の協定で一つポイントとなるのが、私どもが活動開始時期から常に活動を共にしてきた一般社団法人OPEN JAPANが先行して丸森町と協定を締結していたことにあります。OPEN JAPANが丸森町に拠点の設置を進めているということもあり、可能性にあふれた連携となります。


締結式では、保科町長から次のようなお言葉をいただきました。

「日本カーシェアリング協会の皆様には 発災直後から被災者の生活に必要を不可欠であった車の貸し出しを含め、被災者支援にご尽力いただきました。OPEN JAPANの皆様にも発災直後から災害ボランティアセンターを中心に町内各地で活動をいただきました。今回の協定によって、有事の際に被災者や被災地で活動するボランティア団体の移動手段を確保することは、安全安心な街づくりを目指す本町におきましては、非常に有益であると考えております」



また、協会代表理事の吉澤は次のように述べました。

「自治体だけでなく、町民の皆様にも応援いただき、一体となって連携できることは、私たちにとって非常に心強く、大きな価値があると感じています。
自治体、町民、そして私たちやOPEN JAPANのような支援団体、皆が一体となって支援体制を築くことができれば、災害に強い地域づくりにつながると考えています。その実現に向けてしっかり取り組んでまいります」


締結式の後には懇談の機会も設けていただき、そこで、ご参加いただいた応援団の皆様にも温かい言葉をいただきました。

「丸森町が被災した時、お世話になったカーシェアリング協会の皆さんと丸森町が協定を結んでくれて、本当に嬉しいです。これからの災害においても、東北が力になれることは多いと思います。」

「大好きな役場の方々と、大好きな日本カーシェアリング協会が連携して一緒に活動できるっていうのがとても嬉しいです。これからも応援の情熱を熱く燃やし続けます。」



こうした言葉に触れ、地域と共に取り組む意義の大きさを実感し、一つの理想的な連携の形を垣間見たように思いました。

丸森町、OPEN JAPAN、そして熱い応援団の皆様と共に、丸森町が災害に強い地域となるようにしっかり連携を深めていきたいと思います。

*当協会の災害時の連携体制づくりについてはモビリティ・レジリエンス・アライアンスページをご覧ください。
https://www.japan-csa.org/action/mobility/alliance.php