
2025年11月13日、日本カーシェアリング協会は、石川県と「災害時における被災者等の移動手段の確保等に関する協定」を締結いたしました。
全国で16自治体目の協定締結となり、全国都道府県数のうち1/3を超えました。
※これまで協定を締結した自治体はコチラ
本協定は、災害発生時に当協会が車両支援を行う際の場所の確保と、被災者の方々への広報を石川県に協力いただくというもので、いざという時の支援の迅速化と円滑化に繋がります。
協定締結式にて、馳知事からも
「昨年の能登半島地震、また9月の奥能登豪雨と相次ぐ複合災害がありました。 車もたくさん流され、車庫が潰れて使えなくなりました。 (カーシェアリング協会には)被災者に対しての移動手段確保に迅速に対応いただき本当に感謝しております。昨年の経験を踏まえ、この協定を結ばせていただいたことは、【事前防災】そのものだと思っています。平時から一緒に訓練を行うなど、顔の見えるお付き合いを今後ともお願いしたい。」とのご挨拶をいただきました。
協会としても、過去最大規模の支援を行った石川県と協定を締結できたことは大変意義深いことと感じております。 締結式終了後も、時間をいただき災害への具体的な備えの方法や連携について吉澤の方から提案をさせていただきました。馳知事と竹沢危機管理部長がじっくりと耳を傾けていただき、有意義な意見交換をさせていただきました。


締結式終了後の意見交換の様子
協定式に参加した地元スタッフが、締結式の時の様子を次のように話していました。
「協定式の最中、車両を寄付してくださった方や、遠方から運んでくださったドライバーの皆さんなど、支えてくれた多くの方々の顔を思い浮かんできました。
知事の『平時から顔の見える関係を』という言葉がとても印象に残っています。その言葉を聞いた時、今回の災害で出会った皆さんとの関わりも、大切に育み広げていきたいと思いました。知事や竹沢部長が私たちの現場での経験や提案に真剣に耳を傾けてくださる姿に心強さを感じました。」
引き続き、全国の自治体との連携を強化してまいります。
そして、出会った全ての方々との関わりも大切に育んでいくことで災害に強い社会を実現してまいります。
■石川県の馳知事もご自身の公式SNSにて協定式についてご紹介くださいました。
協定式当日の様子は地元報道機関に取材いただいた以下のリンクでもご覧いただけます。
■中日新聞【カーシェアリング協会と石川県が協定締結 災害時の移動手段確保など】
https://www.chunichi.co.jp/article/1163826
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