活動レポート
REPORT

【メールニュースvol.87】 ◆ 宮城豪雨支援とアライアンスの広がり ◆

2022.07.19

<主なTopic>
 ・JAFクラウドファンディング途中報告と御礼
 ・宮城県で豪雨支援の活動開始
 ・宮城県と災害時連携協定締結
 ・JU宮崎、JU新潟と災害時連携協定締結
 ・ポスター掲示のお願い
 ・編集後記

────────────────────────
 ◆JAFクラウドファンディング途中報告と御礼
────────────────────────

先日ご案内したJAFさんと連携したクラウドファン
ディングには非常に多くの方々がご協力いただき
お陰様で5日たった現時点で89名もの方々に
ご協力いただき721,000円ものご支援を賜りました。

JAFさんと共にスタッフ一同皆様からの応援に驚き、
また本当に嬉しく喜びあっております。
心温まるメッセージにも日々励まされています。

残り52日間で目標の300万円達成に向けて発信を
続けて参りますので引き続き応援よろしくお願いします。

▽プロジェクトページ
https://readyfor.jp/projects/jaf-mobility-resilience

さて、今日は宮城県での支援活動とアライアンス
の広がりについてご報告させていただきます。

────────────────────────
 ◆宮城県で豪雨支援の活動開始
────────────────────────

7月15日から降り続いた大雨で、宮城県内各地で浸水
被害が起こっている情報がはいったため
16日の昼頃に浸水被害が最も大きかった大崎市に
現地入りして調査を行いました。

事前に情報を得ていたいくつかの地域を訪れました。
そして敷地内の泥を洗ったり、ご近所さん同士で
声を掛け合ったりしている住民の方々にお話を
伺いながら、クルマ被災の状況を確認してまわりました。

大崎市は2015年の関東東北豪雨、2019年の台風19号
でも被災を経験していて、車を予め非難されて
いらっしゃる方も多くいらっしゃいました。
ただ、そんな中

「車を避難させようと思ったけど、道路が冠水してしまって・・・」
「最近引っ越してきたばかりで・・・」

と車を被災された方々も多くいらっしゃいました。

現場を回る中でJAFさんがレッカーサポートを
されていらっしゃる場にも居合わせました。
お互いやるべきことがあるので挨拶を交わす
程度でしたが車被災に向き合う同志として
心強さを感じました。

先月、後述する宮城県と協定を締結していたこと
もあり、宮城県とも連絡を取り合い、大崎市役所
側の窓口を調整を頂き、市役所との連携調整も
非常にスムーズに行えました。

連携するOPEN JAPANが大崎市社会福祉協議会
との場もセッティングしてくれて情報共有や
今後の動きの確認等も行えました。

おおよその支援の方向性が決まりましたので
16日夜からから受付を開始しました。
https://www.japan-csa.org/blog/archives/2824

現地拠点についても先ほど調整がつきました。
旧大崎市中央公民館を現地貸出拠点としてお借して、
7月21日(木)から貸出を開始することになりました。

被災されたみなさんは大規模な災害が続いて
しまったため、ショックを受けられていると
思います。
また大崎市だけでなく、石巻や松島、涌谷町等
県内で他の地域も被害があり、実際にそういった
地域の方からも支援の申し込みを頂いたりしています。

私たちにできることは限られてますが、少しでも
お役にたてたらという思いで取り組んでまいります。
応援よろしくお願いします。

*支援で活用する車の寄付へご協力・呼びかけをお願いします。
https://www.japan-csa.org/benefaction/car.php

*クラウドファンディングへのご支援も引き続きお願いします。
https://readyfor.jp/projects/jaf-mobility-resilience

────────────────────────
 ◆宮城県と災害時連携協定締結
────────────────────────

6月10日、地元の宮城県と「災害時における被災者等
の移動手段の確保に関する協定」を締結しました。
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/soukou/disaster.html

復興庁からの支援もあり、今年に入ってから宮城県
との連携構築について調整を進めてきました。

災害が多発する時期に間に合うようにと進めた結果、
協定締結翌月に、発動することとなりました。

宮城県の主な役割は被災市町村と当協会との支援連携
がスムーズに行われるための調整を行っていただく
ことであり、今回、早速大崎市役所との窓口を調整して
くださったことで場所の確保や被災者への広報での
連携がスムーズに進行していて、今、まさに協定の
価値を実感しているところです。

宮城県及び県内市町村との連携を深めることで、
災害時のクルマ被災に対する備えについて宮城県が
全国を牽引する地域になることを目指したいと思います。

────────────────────────
 ◆JU宮崎、JU新潟と災害時連携協定締結
────────────────────────

中古車販売会社の業界団体の「中古自動車販売協会
・商工組合(総称してJU)」の各県支部様との
連携構築を現在進めさせていただいてます。

私どもは車を活用した活動であるため中古車を扱う
JU様と連携させていただけると本当に心強いのです。

5月にJU岩手様との協定締結をご報告させていただき
ましたが、新たに6月16日にJU宮﨑様、
7月8日にJU新潟様が趣旨に賛同いただき新たに
協定を締結させていただきました。

宮崎県は台風の影響を受けやすい九州にあり、
更に南海トラフ地震が起こった際には、
影響を大きく受けることが想定されている地域でも
あるため、大切な協定になったことを感じています。

JU宮崎の平山会長からは

「災害が起きた際には、一日でも早く被災者の方に
お車を届けて自分たちの足として使っていただきたい」

という心強いお言葉を頂きました。

協定式の様子(facebook)

新潟県は地震や水害など大きな災害を経験した
地域であり、そういった地域で率先して
連携できることが意義深いと感じています。

日本中販連・中商連の会長でもあるJU新潟の海津会長からは

「過去、地震や水害を経験してきた新潟でも
しっかりと備えをし、災害が発生した際には
助け合って支援していきたい」

というお言葉を頂きました。

協定式の様子(facebook)

協定を締結をさせていただいた岩手・宮崎・新潟支部
のみなさまも、他にも調整中の支部の皆さまも
JUの皆さまはお会いする方みな温かく迎えてくださいます。

また、社会貢献についても非常に熱心で
私達との連携についても、自動車に関わる企業・団体
として災害時の役割についてとても真剣に向き合われ
ていることも感じました。

今回の協定締結にて、私どもが事務局を担う
モビリティ・レジリエンス・アライアンスの
加盟企業・団体数が11社となりました。

今後も様々な企業・団体と連携し、
災害時に車不足で困らない社会の実現に向けて
取組みを進めてまいります。

────────────────────────
 ◆ポスター掲示のお願い
────────────────────────

今回の支援活動でも活用するための車を集める必要
がありますが、

まずは「大切にしていたお車を寄付する」という
選択肢を知ってもらいたいなと思っています。

ということでポスターを作成しました。
サイズはA2サイズ(A3の倍のサイズ)です。

ポスターを掲示してくださるお店や会社の方が
いらっしゃいましたら、お送りいたしますので
ご連絡いただければ幸いです。

デザインは以下から確認いただけます。
https://www.facebook.com/japancsa/photos/pcb.5162836000419366/5162835917086041/

────────────────────────
 ◆編集後記
────────────────────────

災害対応で初動の調整の部分を連休の2日間で
概ね終えてほっとしている中、
今を逃せば報告の機会を失うと思い、さっと原稿を作りました。
(読みづらいところがあるかもしれません。。。)

これからが支援の本番です。
みなさまからの応援が本当に励みになってます。
役割をしっかり果たせるように頑張ってまいります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆◇発行元◆◇

一般社団法人日本カーシェアリング協会
吉澤武彦
〒986-0813 
石巻市駅前北通り一丁目5番23号
TEL 0225-22-1453 FAX 0225-92-7820
E-mail:info@japan-csa.org
HP:https://japan-csa.org/
TW:https://twitter.com/JapanCarSharing
FB:https://www.facebook.com/japancsa