8月25日、熊本市の西部公民館(西区役所 旧館)内に設置した臨時拠点にて災害サポートレンタカー(車の無償貸出し支援)を開始いたしました。



8月16日からお申込みを開始し、現時点(8月25日11時30分)での申込件数は1,186件。
既に昨年の能登半島地震に次ぐ申込件数となっており、そのペースは過去最速です。今回の豪雨のもたらした、車の被害の甚大さを改めて実感しております。
申込件数があまりにも甚大なため、当協会も長期貸出の期間を1ヵ月(延長可)から14日(再申し込み可)と変更をせざる得ない状況になりました。
初日の今日は4台の車を貸出をいたしました。
お一人の方は所有していた2台の車両が被害に遭い、そのうち1台は3ヵ月前に納車したお車とのことです。
夜間の浸水で翌朝に気が付いた時には、車はすっぽりと天井付近まで水をかぶった跡だけが残っていた、ということでした。
車がご家庭に一台もなくなってしまったことでお子さんの通園などを考え、今は家族別々に生活をされているそうです。「また、家族と一緒に暮らせることがうれしい」と喜んでくださっていたことがとても嬉しく思いました。




また、熊本県社会福祉協議会様にも災害ボランティアセンターでの活用車両として1台、乗用車を貸出しいたしました。
こちらは当協会の進める社協間連携で災害時の車不足に備える「災害時返却カーリース 社協プラン」で長野県社会福祉協議会様が活用していた車両となります。
この車両が長野県を出発するときの様子はTBS NEWS DIGからご覧いただけます。

貸出の様子を多くの報道機関が紹介いただきました。
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夕方には、熊本市の大西市長がお忙しい中拠点に立ち寄っていただきました。状況をご報告し今後に向けて様々な意見交換をさせていただきました。(市長のXもご紹介いただきました。感謝です)



また、私たちは熊本市と災害時の連携協定を締結し、今後の連携、協力をより一層図っていくこととなりました。

熊本で支援を開始することができましたが、圧倒的に車が足りていません。
もちろん、私たちは車集めに全力を注いでまいります。
代表の吉澤も先週は九州全県を巡り、自動車関連の企業や団体を訪問したり、会見を行いながら寄付の呼びかけを行いました。
しかし、それでも足りません。みなさまのお力が必要です。
お車を手放す予定の方、お車の寄付をぜひご検討お願いします。
周りでそのような方がいらっしゃれば、お声がけをよろしくお願いします。
車があれば、被災された方々の大きな支えになります。
よろしくお願いします。
車の無償貸出し支援『災害サポート・レンタカー』まとめ情報
https://www.japan-csa.org/blog/archives/10128
【ご協力のお願い】
支援をしっかりやり遂げるために、車の寄付、スタッフ・運搬ボランティア、活動資金を募集しています。
いずれも公式HPで詳細を紹介しています。
被災者の生活再建や支援活動に活用できる車。
そして、車検切れや使用が難しい車も活動資金に変えて支援に役立てることができます。
大切なお車が被災地を支える力になります。
▷詳細は こちら

寄付車両を支援現場へ運ぶ「架け橋ドライバー」を募集しています。
▷詳細・登録は こちら
現地で貸出対応を行っていただける臨時スタッフを募集します。
▷ご応募は こちら
▷対応いただく際の具体的な条件と内容は こちら

※熊本市近郊にお住まいではないが、現地で2週間以上滞在して対応を希望される方は、
災害対応人材BANKへの登録いただけると、必要に応じて短期滞在型の協力を募集する場合がございます。
ご登録いただけると今後起こる他の災害への対応でも同様のご案内をさせていただきます。
▷災害対応人材BANKの詳細・登録は こちら
災害発生後から迅速に対応するために、クラウドファンディングを実施しております。
鹿児島での支援活動にも活用させていただきます。
目標金額 600万円!10月8日までご支援受付中です。
▷募金ページは こちら

PayPay、Vポイントで支援いただけます。
▷募金ページは こちら


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