活動レポート
REPORT

【熊本支部、開所】10年間培ったご縁を礎に、災害への備えを本格化

2026.04.25
来賓としてお越しいただいた方々と集合写真

2026年4月20日、日本カーシェアリング協会は、新たに熊本支部を設置し、開所式を行いました。
場所は熊本市西区の「小島河川防災センター」。今年に入り石川・宮崎に次ぐ3拠点目、協会の拠点としては8拠点目となります。

熊本支部には約50台の車を配備しました



開所式当日は晴天に恵まれ、これまでの支部開所の中で最も多くの皆様にご臨席いただきました。 熊本市長の大西一史様、熊本県副知事竹内信義様をはじめ自治体の皆様、自動車関連団体の皆様、支援団体の皆様、そして西区小島地区の地域の皆様など40名以上の方々にご参加いただきました。

しかし、私たちは熊本でもっと多くの方々とご縁があります。熊本地震(2016年)、球磨川の氾濫(2020年)、そして昨年の九州豪雨と、3度の災害対応を通じて熊本の地で活動してきました。その過程で、本当に多くのご縁に恵まれ、そして支えられ活動を続けてきたのでありました。

式の冒頭では、代表理事の吉澤がこれまでの経緯と今後への思いを次のように述べました。


「熊本の地とのご縁は、10年前に遡ります。当時熊本地震で被災された方から石巻本部に『助けて欲しい』と1本の電話が入り、それがきっかけとなり九州での活動を開始しました。
その後も様々な災害があり、その度に熊本の自治体・自動車関連団体の皆様、支援団体の皆様と連携させていただきながら関りを深めてきました。
これまで培ってきた経験と、ご縁を礎としながら、これからこの地で本格的に災害への備えに取り組んでまいります。」

集まった皆さんに向けて思いを語る吉澤代表理事

熊本市の大西市長よりご祝辞を頂きました。


「九州豪雨の際には大変お世話になりました。被災者の皆様が復旧を目指す際には車の存在は非常に大きな意味を持ちます。ご自身の生活を取り戻すために、車を借りられたことは非常に大きなことで、心から感謝を申し上げます。日本カーシェアリング協会の拠点ができ、本当に心強く感じています。車の寄付の呼びかけについても協力していきたい」

大西市長には、防災委員長を務めておられる全国市長会をご紹介いただいたことがきっかけとなり今年1月に協定を締結することとなりました。車の支援の必要性を全国の自治体に伝える広がりを頂いた大西市長に心より感謝申し上げます。

大西市長は、九州豪雨支援活動を熊本市内で開始した際、お忙しい中立ち寄っていただきその場で協定も締結いただきました。


熊本県の竹内副知事からもご祝辞をいただきました。


「災害時における車両の確保、移動支援の重要性は熊本県としても強く認識しており、(協会が)全国の災害支援を通して培ってきたノウハウが熊本に根付くことは熊本県全体の防災力向上に繋がると期待しています。熊本県も自治体や企業の皆さんと連携しながら、協会の取り組みがより深く地域に浸透していくようしっかりと取り組んでいきたいと思います」

竹内副知事をはじめ、熊本県は球磨川氾濫の際から連携を重ねてきて、今回も各被災市町村をご紹介いただいたり、記者会見のセッティングをしていただいたり、九州の自動車団体への協力要請など多大なるご協力を頂きました。

更に、熊本県内で連携させていただいている団体を代表して、熊本県軽自動車協会 専務理事 児玉 久光様、JU熊本 理事長 満田和浩様、熊本県社会福祉協議会福祉部部長 川口和博様からも心温まる励ましのお言葉を頂きました。他にも自販連熊本様、SPF様、熊本市社会福祉協議会様、SPF様も今回の開所に駆けつけていただきました。

熊本県軽自動車協会
専務理事 児玉 久光様
JU熊本
理事長 満田和浩様
熊本県社会福祉協議会 
福祉部長 川口和博様

最後に九州豪雨支援活動からずっと熊本での活動を支え続けてくれて、この度熊本支部スタッフとして改めて就任した北坂が意気込みを語りました。

「地域の皆様に「熊本支部があってよかった」と言っていただけるように頑張っていますので、よろしくお願いします」

意気込みを語る熊本支部スタッフの北坂。大西市長のXの投稿で私たちの活動を知ったことをきっかけにこの活動に参画してくれることになりました。

開所式式典の様子は熊本県民テレビさんでご紹介いただきました。ぜひご覧ください。


今回の支部設置にあたり、多くの方々のご協力を頂きました。
特に熊本市様には、支部設置場所の調整に多大なるご尽力を頂きました。また、今回ご臨席もいただいた一般社団法人佐賀災害支援プラットフォーム様には休眠預金等活用事業を通じて支部の設置並びに運営にご支援いただきました。心より感謝申し上げます。

熊本には多くの尊敬する方々、心強いパートナー、信頼し合える仲間たちがいます。そんな方々のいるこの地に支部を設置できたこと、そしてそんな方々と腰を据えてともに取り組めること、本当にうれしい限りです。

昨年の九州豪雨では、支援用の車両が不足してたくさんの方々をお待たせしてしまいました。熊本に支部を設置しましたので、これからはより迅速な対応ができるように本格的に体制を整えてまいります。更には、熊本から他地域への支援も担える拠点を目指していきます。そして、災害だけでなく、平時の様々な支援事業を通して、寄付車を活用した支え合いの仕組をしっかり熊本に築いてまいります。

熊本支部は、馬場(右)・北坂(左)の2名のスタッフが対応してまいります。
よろしくお願いいたします!

〇日本カーシェアリング協会 熊本支部〇

●住所:〒861-5287 熊本県熊本市西区小島6丁目10−10小島河川防災センター内
●google MAP:https://maps.app.goo.gl/ozkmDz2dnRT86VuP7
●お電話:070-1145-9019
問合せフォーム: https://www.japan-csa.org/blog/contact
●対応日時:平日:9:30-17:00(土日祝休み)
※スタッフが外出している場合がございます。お越しの際には事前にご連絡をお願いいたします。


《熊本支部で平時に提供する主な支援事業》 

1 災害時返却カーリース(災害発生時に返却が条件の災害の備えのためのカーリース)
2 生活お助けカーリース(自立支援窓口の紹介が条件の生活困窮者の再建のためのカーリース)
3 NPOカーリース(NPO向けのカーリース)
4 移住カーリース(移住者向けのカーリース)
5 コミュニティ・カーシェアリング(支え合う地域づくりを目的としたカーシェアリング)

詳細についてはリンク先をご参照ください。
 ※各種カーリース:https://www.japan-csa.org/action/lease.php
 ※コミュニティ・カーシェアリング:https://www.japan-csa.org/action/carshare.php



先日の開所式前日に、Amazonほしい物リストに掲載させていただいていた草刈り機が熊本支部に届きました。

ギフトでいただいた草刈り機をさっそく使用させていただきました

このギフトにその場に居合わせたスタッフ一同歓喜の声をあげました!駐車場や施設の周りに少々草が生い茂る場所で、お陰できれいな状態を維持しながら皆様をお迎えできます。ご協力ありがとうございました!
熊本支部で活用するAmazonの「ほしい物リスト」で引き続き応援を募集していますので、ぜひ拠点づくりに参加していただけたら嬉しいです。いずれも日々の活動に欠かせないものです。

▷Amazon欲しいものリスト「熊本支部応援」詳細は こちら


【ご協力のお願い】

車の寄付募集(活用できる車・活用できない車の両方を募集) 

被災者の生活再建や支援活動に活用できる車。

そして、車検切れや使用が難しい車も活動資金に変えて支援に役立てることができます。

大切なお車が被災地を支える力になります。

▷詳細は こちら

架け橋ドライバー(運搬ボランティア)募集

寄付車両を支援現場へ運ぶ「架け橋ドライバー」を募集しています。

▷詳細・登録は こちら