
8月28日、石川県七尾市大野木町にて、「大野木町カーシェアサークル」の設立総会が開催されました。
大野木町では、今年1月に当協会からコミュニティ・カーシェアリングについて説明させていただいたことをきっかけに、地域の皆さんで検討を重ね、5月7日からテスト運行を行ってきました。
テスト運行では、買い物ツアーや外出支援などを実際に行いながら、地域に合った運営の形を確認してきました。
▼大野木町でのテスト運行開始の様子はこちら
https://www.japan-csa.org/blog/archives/13096
そしてこのたび、地域の皆さんが今後も活動を継続していくことを確認し、「大野木町カーシェアサークル」として正式に歩み出すことになりました。
本格導入は七尾市では初めて、北陸では能登町に続く2例目となります。

設立時の会員は20名。令和8年度のテーマは「今日(いま)を楽しもう!」です。
総会では、発起人代表であり、初代会長に選出された小川洋さんから、活動のきっかけやこれまでの経緯についてお話がありました。

1月に協会から話を聞き、「自分たちの地域で本当にうまく運用できるだろうか」と考えながらも、地域の皆さんで話し合い、テスト運行を始めたこと。そして、皆さんの参加と協力を得ながら、この活動を育てていきたいという思いが伝えられました。
当日は、七尾市 企画政策課長 坂下様、七尾市社会福祉協議会 会長 津田様、株式会社どんたく 顧問 延命様、中島ストアー 代表取締役 中島様にも来賓としてご出席いただき、地域の新たな助け合いの門出を見守っていただきました。




来賓の方々からは、この仕組みが地域の結びつきをさらに広げていくことへの期待などが述べられました。
今回の立ち上げにあたっては、七尾市社会福祉協議会様に、地域への紹介や関係機関との調整などで伴走いただきました。また、自治体の皆さまも、この活動を地域へ紹介し、地域への支援について調整を進めていただいています。
さらに、地元企業である株式会社どんたく様、中島ストアー様には、スポンサーとしてご支援いただくことになりました。日頃から地域の暮らしを支えている地元企業が、この活動にも力を貸してくださっていることは、大きな支えです。
地域、自治体、社協、地元企業。それぞれの立場から支え合う体制が整い、大野木町の移動の助け合いが本格的に始まります。
令和8年度の事業計画では、買い物ツアー、お出かけツアー、サロン活動、世話人会、地域間交流などを実施していく予定です。
車を使った移動支援だけでなく、地域の皆さんが外に出て、顔を合わせ、楽しみながらつながる機会も大切にしていくことが確認されました。
当協会代表理事の吉澤からは、活動を長く続けていくうえで大切なこととして、「ぜひ、この活動を思い切り楽しんでください。楽しむと人が集まり、活動も活発になります」とお話しさせていただきました。

大野木町の取り組みは、すでに七尾市内でも注目されています。大野木町でテスト運行が始まったことをきっかけに、七尾市内の他地域からも説明会やテスト運行に向けた相談が寄せられています。
▼七尾市内での広がりについてはこちら
https://www.japan-csa.org/blog/archives/13791
うかわカーシェア会から大野木町へ活動のエッセンスが伝わったように、今度は大野木町の取り組みが、七尾市内の他の地域へ波及しています。
大野木町カーシェアサークルの皆さんが、安心して、そして楽しく活動を続けていけるよう、当協会も側でサポートしてまいります。
大野木町の皆さん、本当におめでとうございます。
本事業は、休眠預金を活用した助成を受けて実施させていただきました。ご支援に心より感謝申し上げます。
■コミュニティ・カーシェアリングについて
https://www.japan-csa.org/action/carshare.php