2025年11月21日、鹿児島県中古自動車販売協会・鹿児島県中古自動車販売商工組合
（以下、JU鹿児島）様と「自動車を活用した支援活動への協力に関する協定」を締結
いたしました。
この協定は、災害時に支援車両が不足した場合、JU鹿児島様が車両の調達に協力
いただくというものです。JU各県支部との協定は今回で28団体となりました。
全国の約半数のJU様と協定を締結できたことになります。
実はこの協定に先立ち、2025年8月に鹿児島を襲った豪雨災害時には、JU鹿児島様より
5台の車両をご提供いただいています。
8月の鹿児島豪雨では、多くの方々が車を被災し困り果ては状況に陥りました。
その状況をどうにかしようと真っ先に協力してくださったのがJU鹿児島様でした。
JU鹿児島の新園会長も、
「突発的な災害に対し地方は車無しでは生活が困難。車がなければ移動も通勤もできない。
わずか5台の寄贈ではあったが、寄贈した車を活用していただいて、一人でも早く日常を
取り戻してもらいたい。鹿児島県だけではなく、全国的にいつどこで災害が発生するか
分からない。みんなで協力し合っていくことが大切だ」と思いを話されました。
私たちは、この災害支援で合計65台の車を鹿児島県内で活用し、延べ約300名の方々に
車両の貸し出しを行いました。
申込みピーク時には380名の待機者が発生、その解消までに約2ヶ月かかりました。
現在も支援は継続しており、12月25日まで無償貸し出しを続けていきます。
当協会の吉澤代表からは「もっと迅速に対応するためには平時から災害の備え、連携体制の
仕組みを作ることが大切。この協定は最初の一歩。重要な一歩を踏み出せたと思っています。」
と話しました。
協定締結式当日の様子は、こちらの動画でご覧いただけます。
■KTS鹿児島テレビ
2021年7月に発足してからの4年間、一団体ずつ丁寧に向き合い連携を築いてきました。
全国に同じ志を持つ組織がいてくださっていると思うと本当に心強いです。
災害時の車の問題に向き合うネットワークを更に広げてまいります。
応援よろしくお願いします。
■モビリティ・レジリエンス・アライアンスについて詳しくはコチラ
【ご協力のお願い】
現在、鹿児島・熊本・静岡・石川・宮城で災害支援活動を続けています。
支援をやりとげるために車の寄付、スタッフ・運搬ボランティア、活動資金を
募集しています。
いずれもHPで詳細を紹介しています。
被災者の生活再建や支援活動に活用できる車。
そして、車検切れや使用が難しい車も活動資金に変えて支援に役立てることができます。
大切なお車が被災地を支える力になります。
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寄付車両を支援現場へ運ぶ「架け橋ドライバー」を募集しています。
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