活動レポート
REPORT

【被災を経験した大町町様に「災害時返却カーリース」を導入いただきました】

2026.06.17

2026年6月、佐賀県大町町様に、災害時の車不足解消を目的とした「災害時返却カーリース」を公用車として導入いただきました。
これを受け、6月8日に大町町で納車式を行いました。

 大町町は、令和元年8月豪雨、令和3年8月豪雨で大きな被害を受けた地域です。納車式の際、町長様から当時の状況についてお話を伺い、被災時の様子を記録したパネル写真も見せていただきました。写真には、辺り一面が海のように浸水した光景が広がっており、当時の被害の大きさを改めて感じました。

町長様ご自身も、当時2台の車を被災されたとのことでした。「車がないと動けない」という現実を深くご理解されており、災害が発生する前に車を安全な場所へ逃がすことの大切さについてもお話しいただきました。住民の皆さんの中でも、高台に車を避難させる場所を確保するなど、災害に備えようとする動きが見られているそうです。

 当協会では、令和元年8月豪雨の際に佐賀県内で車の無償貸出支援を行わせていただきました。その時のご縁もあり、今回、大町町様に災害時返却カーリースを導入いただくことにつながりました。
佐賀へ車を届けよう

浸水リスクのある地域として、自分たちの地域を守る備えを進めながら、他の地域が被災した際には車を返却し、被災地を支える側にも加わる。被災を経験された大町町様に、災害に備える輪の中に加わっていただいたことは、「災害時返却カーリース」の取り組みに新たな意味を加えてくださったように感じています。

 今回導入いただいた軽トラックは、農林建設課の地域おこし協力隊の方の活動に活用いただく予定です。

 副町長様からは、災害から前を向く取り組みとして、地域おこし協力隊が大町町の新たな特産物となる生産にも意欲的に挑戦している、というお話もありました。
被災を経験しながらも、前を向いて地域づくりに取り組まれている大町町様の活動に、私たちも新たな形でご協力できることを大変うれしく思います。
また、町長様をはじめ、皆様の温かい雰囲気の中で行われた納車式を通じて、被災から復興へ、そして次の備えへと歩まれている大町町様の姿に、私たちも深く感慨を覚えました。

 今回の導入は、佐賀県内の自治体では8例目となります。
佐賀県ではこの取り組みが広がっており、災害時の車不足に備える意識の高い地域だと感じています。佐賀から全国へ、「災害時返却カーリース」の重要性と認知がさらに広がっていくことを願っています。

災害時返却カーリース自治体プランに関心をお持ちの自治体様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


ご協力のお願い

災害時返却カーリース利用者募集
自治体だけでなく、企業・団体・個人の皆様にもご利用いただけます。
災害時の車不足に備えるため、平時にご利用いただけるカーリースの利用者を募集しています。企業の事務用車両や個人のセカンドカーとして活用でき、日常の移動手段を確保しながら、災害への備えにもつながる仕組みです。
災害時には、10日以内を目安に車両をご返却いただき、被災地で必要とされる車両として活用します。ご協力をよろしくお願いいたします。
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車の寄付募集
被災者の生活再建や支援活動に活用できる車を募集しています。
また、車検切れや使用が難しい車も、活動資金に変えて支援に役立てることができます。大切なお車が、被災地を支える力になります。
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●架け橋ドライバー募集
寄付車両を支援現場へ運ぶ「架け橋ドライバー」を募集しています。
皆様のご協力が、被災地で車を必要とする方々への支援につながります。
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